シリーズ3巻、日本で同時発売(だったらしい)絵本です。
初めにこの作品を黙読した時、「なぜ鳥?どっちかというとタイトルは動物園にするべきでは?」なんて思ったのですが、
何回か読み返していたら、何となく成程…!と、納得してしまいました。(うまく説明できませんが、気になる方は何度か読み返してみてください)
ミリーがお父さんと動物園に行く話です。ページを開いて見開きの右側には、ストーリーに即したその時の状況が描かれていて、
左側には、もっと抽象的な、しいていうならその時ミリーが感じているであろう心に見えたもの?
とにかく幻想的で素敵なイラストでした。
文章は意外と短めで読みやすいです。どちらかというと、絵を堪能して欲しい作品ですが、このパパとミリーとの父娘のやり取りがとても穏やかで優しい感じなので、読み聞かせとして使ってもかなり楽しめると思います。
もし、読み聞かせに使うなら、ぜひお父さんにお願いしたい作品です。