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カナダの先住民クリーの血統を受け継ぐ作家さんによる作品。 クリー語の保存活動をされているということで、 物語にクリー語が織り込まれています。 クリー族の少女、キャサレナが主人公。 お母さんと一緒に引っ越した先の隣人、アグネスさんとの交流が 四季の情景とともに静かに描かれます。 春、海辺の町から、山の丘の上へ。 夏、絵の好きなキャサレナと、土から物作りするアグネスさん。 どうやら共通点を見つけたようで、キャサレナの絵心が影響を受けたようですね。 秋、だんだんと、深くかかわるようになって。 冬、アグネスさんが弱ってきて、キャサリンは行動を起こします。 わたしの心にむけた詩。 ゆっくりと、ともだちとして分かり合える喜びが愛おしいです。
投稿日:2023/08/04
絵本『アグネスさんとわたし』の作者ジュリー・フレットさんは カナダのバンクーバー在住の、作家で画家。 お父さんがカナダの先住民族クリーということもあって、 作品を通してクリー語の保存につとめているという。 この絵本の主人公の女の子キャセレナもクリー族の少女という設定で 彼女が話す言葉にクリー語が使われています。 訳ではそのあたりがよくわかりませんが。 では、この絵本がそういう先住民族の問題に特化しているかといえば そんなことはありません。 むしろ、タイトルが示す通り、 アグネスさんというおばあさんと少女の交流の物語といえます。 丘の上の新しい家に引っ越してきた少女キャセレナ。 その家の近くに、あたり一面スノードロップという花が咲いている野原があって、 そこの家に住んでいるのがアグネスさん。 土でものをつくるのが大好きなアグネスさんと仲良くなったキャセレナは 毎日のように遊びに行くようになります。 冬がきて、年老いたアグネスさんはよわってしまいます。 そんな彼女にキャセレナはたくさんの絵を描いて励まします。 たくさんの絵を見て、アグネスさんはこういいます。 「わたしの心にむけた、詩みたいね」って。 ジュリー・フレットさんの絵本そのものが 読む人の心に向けた詩なのかもしれません。 そんなことを感じさせてくれる、絵本です。
投稿日:2023/05/14
新しい家に引越してきた少女キャセレナと、野原の向うに住むおばあさんのアグネスさんの、1年に渡る交流のお話です。 自然の風景に包まれた貼り絵の世界に、優しい温もりを感じました。 アグネスさんの作る壺たちと、キャセレナの描く鳥たちの絵が、アグネスさんの老いとともに融合していくところに、スケールの大きな心の共鳴を感じました。 心に安らぎをくれる絵本だと思います。 カナダのクリー族という、先住民族に思いを寄せたお話ということですが、翻訳されたことで、その意味合いは薄らいでしまったかも知れません。
投稿日:2023/02/21
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