はりねずみの夫婦が、ニコラスおじいさんの赤い靴下に穴があいているのを知り、1年かけてプレゼントをする為に働きます。サンタさんであるニコラスおじいさんは、いつもプレゼントをするばかりで貰ったことがないからです。二人は、とてもよく頑張って働いてます。1年もかけて羊の毛から、毛糸につむぎ、赤い毛糸に染め、そこまでは上手くことが運んだのですが、編み物工場では断られたけれど、エレックさん一家に歓迎されてやっと念願の赤い靴下を完成することが出来てほっとしました。1年もかけてのとても気持ちのこもったプレゼントだからクリスマスまでに間に合うのか心配でした。「便利な新しい機械があなたの夢を叶えます」のエレクト工房の6人の子供たちにも最後には、編み物機械に注文がいっぱいきたのでとんがとぴんがのおかげかでよかったと思いました。人に親切にすれば、見返りを期待しなくてもきっといいことがくるのだと思いました。温かいお話でスズキコージさんの絵もとても迫力があって思いが熱く伝わってきました。