「ぼく、お月さまとはなしたよ」 自信を持っておすすめしたい みんなの声

『HAPPY BIRTHDAYMOON』が原題。
この意訳も素敵です。
明日がお誕生日のくまくんが、お月さまと話したというストーリー。
もちろん、本当に会話したわけでなく、
たまたまやまびことなって聞こえて、
それが素敵な会話になっているのが素敵素敵。
くまくんの素朴さと優しさがとてもキュートな展開へと導きます。
お月さまが帽子をかぶったシーン、まさに奇跡の光景ですが、
その帽子がくまくんにもピッタリというのも、
これは偶然ではないでしょうね。
どこまでも温かく、ほっこりのエピソード。
くまくんの一人芝居でもありますが、なんて豊潤な会話。
お月さまへの愛情をたっぷり体感させてもらいました。
幼稚園児くらいから、満月の日に。

すごく可愛らしいお話で何だかすごくこのくまくんが愛おしくなります。くまくんがお月さまにお話をしている姿がとても印象的で、すごく素敵です。やまびこを知っているお子さんならしっかりと理解して楽しんでくれると思います。優しくてほのぼのとした素敵な１冊です。

お月さまとお話ししようとするくまくん。
実は、やまびこを勘違いして、お月さまとお話ししていると思っているのですが、その姿が、純粋でとても可愛らしいです。
会話が成り立っていて、お話が進んでいく展開もおもしろいです。
娘は、やまびこごっこという歌がお気に入りで、「やまびこさーん、やまびこさーん、まねっこさーん、まねっこさーん、やっほー、やっほー。。。」とよく歌っているので、そんな娘にピッタリの本だなと思いました。

小学生の頃に自分の意思で借りた初めての本が、この本でした。自分も子供なのに、クマさんは自分の声が山に響いて返ってくるやまびこだと思わずお月様の声だと信じているのが可愛いなあと愛おしく思ったのを記憶しています。色々なことを純粋に信じることが出来るかけがえのないキラキラと輝く時間を本にしていていつ読んでも心穏やかに澄んだ気持ちにさせてもらえる絵本です。

夜だけど、明るい感じの絵でかわいいです。
チョコレートで出来ているような、可愛らしいクマくんです。
お月さまがとても好きなクマくんの気持ちは、どうなるのかな？
と、ちょっと心配でしたが、やさしい気持ちでいることが、
温かい言葉が、ちゃんと自分に帰ってきて、
くまくんは、とても幸せな心になれたようです。
いつも素直で、やさしい気持ちでいることが、
幸せにつながるのかしらと思いました。

山びこは同じことを繰り返すだけだけれど、くまくんとお月さまの会話がみごとに成立して、面白味と楽しさが加わっています。
どことなく眠気を誘うような落ち着きのある絵が印象的。
お休み前の読み聞かせにピッタリかも知れません。

３歳の娘と読みました。

おつきさまとお話をしたいクマの男の子。
近くまで行けば声が聞こえるかもと、
川を渡り山を上って、
お山のてっぺんでお月様に話しかけます。

「こんばんわー！」
　　　「こんばんわー！」

と返って来たやまびこを聞いて、返事が来たと大喜び。

そばで聞いていた８歳の息子は、
「それはやまびこだよ。」と突っ込んでいましたが、
３歳の娘はまだ「やまびこ」を知らない様子。
きっとくまさんと同じように、お月様が返事をしてくれたと
思いながら、読んでいます。

お誕生日のプレゼントにくまさんがあげたのは
素敵な帽子。
これも、実はやまびこでくまさんが頼んだものですが、
一旦お月様のものとなり、結局は自分のものとなったあたり、
「とてもうまいなあ！」と思いました。

やまびこを知ってる年齢でも、知らない年齢でも、
それぞれの楽しみ方ができる絵本です。

６歳４歳の娘たちに借りてみました。長女には幼いかな？と思っていましたが勘違いでした。

くまの子がお月さまとお話するんですが、返ってくる言葉は同じ言葉。やまびこだったんです。それを知らずに会話するくまの子。とっても可愛いです。心が温かくなる絵本です。

くまくんの行動に愛おしさを感じてくまくんって本当に可愛いなあって思いました。よるの青とお月様の黄色の配色に「わぁ〜綺麗！」って思いました。やまびこって大人でも大声で叫ぶと返ってくる喜びを感じるから、純粋なくまくんの感動が伝わってきました。いつまでもくまくんの純粋な気持ち、人を信じる気持ちを持ちたいと思いました。

嘘でもないし、にせものでもない。
やまびこでお月様とお話したと思うくまさん。
プレゼントを渡して、自分にももらったとおもうくまさん。
ほのぼのしていて、じーんとしてしまいます
文章は繰り返しなのでわかりやすいですが
やまびこ、を知らない子どもが読むといまいち分からないかもしれませんね。