「ゆきだるまのさがしもの」 自信を持っておすすめしたい みんなの声

真っ白な雪の中で花を探し歩く雪だるま。
想像するだけで幻想的ですが、とてもすてきな雪の風景が展開されます。
特に不思議な街の情景が気に入りました。
考えると、花は土に根ざしているから、お花がいっぱい咲いている場所って、雪だるまがとけていく場所でもあるのですね。
雪へのあこがれを持ちながら、読み終えました。

幻想的でうつくしいイラストの表紙と、
雪が好きなので、タイトルに惹かれて読みました。
おはなしも優しく美しく、ハッピーエンドで、安心して最後まで読むことができます。
冬の日に、あたたかい部屋で読みたくなる絵本です。

ゆきだるまのお話は、ちょっと悲しかったりします。
これもそうかな？とおもいながら読みましたが、、。
花を一目見たくて　からすや猫に聞きながら
歩き回ったゆきだるまくんは
とうとう、たくさんの花に会いました。
夢がかなってよかったね。
そして、このゆきだるまは、子供たちの手によって生き返りました。
花たちの思い出を胸に。
がんばれ、ゆきだるま。

「ブラウンさんのネコ」の絵の方です
気になって、借りてきました

一生懸命花を探しているのに
逢う動物みんな悲しい対応なんです
それでもゆきだるまは
くじけません

運も味方します！

ゆきだるまの運命は
お決まりで、溶けちゃうんだよね・・・

って、心配したら
いえいえ・・・
再生することと
きちんと「思い出」は心にあり
なんとも満足します
「充実感」なんでしょうか

花の美しさを知らない雪だるま。
たくさんの人に聞きますが、花を見つけられません。
その雪だるまのやり取りが、読んでいると切なくなりました。

偶然入った温室で、花を見つけますが、雪だるまの体がとけてしまいます。
夢が叶ったと同時に、自分がとけてしまうなんて、本当に切なすぎます。

「このままお話がおわるの？」と思ったら、素敵なハッピーエンドです。
心がほっこりする結末でしたよ。

この絵本はゆきだるまが季節はずれの花を探しにいく物語りです。

ゆきでできているため花にはあえないとウサギやカラスから言われてしまいますが、ゆきだるまは花を探して夜の町を歩きます。

とうとう温室で花にあうことができたのですが…。
春を知らないゆきだるまのせつなさが伝わってきました。

もうすぐ雪の季節です。ゆきだるまを作って、お子さんと一緒に読んでみてはいかがでしょうか。