昔話っていうのは やはりそのお話が伝えられていた土地柄がとてもあらわれているものなのだと思うんです。
最近小学3年生の次女は 日本の昔話はモチロンだけど
世界の昔話を好んで読みます。
そのなかでも このブルガリアの昔話は 何となくとても気になる本のようです。
ブルガリア・・娘にとっては、ヨーグルトとかのほかは遠い国としか印象があまりないかもしれません。よく知らない国の一つだと思います。
ただ、読み終わった娘が言うことには
「すごく 頑張って がまんする人がたくさん出てきた。」
「なんか 暗くって寒くって怖かったんだけど、最後までやりぬくのがなんか 根性だなぁって思った。」
と しみじみ言います。
絵もどちらかというと少し水墨画的な 雰囲気のあるものですし、
タイトルの 吸血鬼というのもちょっと 怖いもののような感じがします。
ただただ怖いものと認識するのではなく、ブルガリアという国に親しみを持つきっかけになる本だと思いました。