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5件見つかりました
3人のお姫様の行動が面白いと思いましたが、なんとも誇張された絵が素晴らしいと思います。 スザンナ姫、ミランダ姫の建てた塔のバカバカしさと、それに気づかない愚かさに、とても軽薄なものを感じます。 一方セレニティ姫はお妃様の大事にしていたものを形見として受け取り、その時点で姉たちに先んじていたように思うのですが、7日の間に荒れ地を緑に変え、住民たちの心を引き付け、伴侶まで手に入れてしまいました。 絵でもその過程の表現が見事です。 3人のお姫様が仲違いせずに終わったのも微笑ましいですね。
投稿日:2018/05/31
お母さまの形見の宝箱に入っていたものは、おきさきさまが子供の頃に 集めた宝物が、7つ入っていました。末娘のセレニティは、ひとつひと つを取り出して、じっと眺めるのがあかちゃんの頃から大好きでした。 3人の御姫様の中から、跡継ぎになるのは誰が相応しいか、、相応しい とわかるような素晴しいことをひとりひとりにやってみせてもらいたい と、王様が誇りに思えるような素晴しいことを要求されました。 どんなことをするのかとても楽しみでワクワクしました。 おきさきさまがいらした頃の王国が、どんなに美しかったかセレニティ は思い出し、自分自身の手でシャベルから地面を掘っていったセレニテ ィに感動しました。王国いっぱいがグリーンに輝き、花咲く国にしたセ レニティの優しさに感動しました。新しいおとぎ話に最初から最後まで 惹かれました。自分自身で苦労して、林檎の種を蒔いて育てたセレニテ ィに感動しました。
投稿日:2010/07/18
まるで、昔話みたいなお話でした。 表紙をめくった部分に「格調高く美しいイラストで書かれた、新しいおとぎばなし」とかいてありました。 まさに!「新しいおとぎばなし」だなと、思いました。 下の子が「すごくいい絵本だったけど、もう少し絵がきれいだったらもっとよかったのに」と、ほざいてました。 話は気に入ったけど、 ちょっと好みの画じゃなかったようです。 この作者は、どちらかというとイラストが専門畑なのにね〜。 私も、このお話すごく気に入りました! 気位の高いちょっとおバカなお姉さんたち、後継ぎクイズを出す父・王、亡くなった母の形見を大事にしている末娘と、昔ながらのおとぎばなしの要素満載で、楽しかったです。 作者はロンドン生まれとありますが、この絵本の世界はイギリスとは似ても似つきません。 お城だって、西洋のいわゆるシンデレラ城みたいのではなく、どちらかというと中国の昔から伝わっている巨大アパートみたいな感じだし、 広がる土地はイスラムなどの中近東を思わせます。 主人公の肌の色も浅黒いしね。 こういう絵本は珍しいな〜、面白いな〜と、思いました。お話はやや長めだけど、何度も読みたくなる素敵な絵本だと思います。
投稿日:2010/05/07
王さまが跡継ぎを選ぶために、三人のおひめさまに、「7日7晩のうちに、跡継ぎにふさわしいことをなしとげよ」という課題を与えます。 これまでのおとぎ話だと、二人の意地悪な姉たちは失敗し、かしこい末っ子の娘が成功するというパターンが定番です。おまけに王子さままで出てきて助けてくれるというおまけつきのこともあります。 でも、このお話の主人公のセレニティ姫は、ちいさくて、はずかしがり屋で、ふつうの女の子でした。 だから、コツコツとタネを植え、木や草花を育てるのです。おきさきさまの残した宝物のチカラを借りながら、自分の手で土を掘り、タネを植えていくのです。そしていつのまにか、たくさんの人が手伝うようになっていくのでした。 「土」を自分の手で掘っていく場面からは、土のにおいがします。土のにおいがするおひめさまは、今までいませんでした。自らが動くことによって、人の心を動かしていく、新しいタイプのおひめさまです。素敵ですよね。 たいていのおとぎ話では、二人の姉は痛い目にあうのですが、このお話では、三人がナイチンゲールの歌声に耳を傾けているシーンで終わります。それも裸足で草の上に横になって聴いています。 三人で仲良くやっていけるようなきがしますよね。 色遣いがとても美しい本です。 この本を読んでから、子どもたちと一緒に植物を育てて見たいですね。
投稿日:2010/03/23
ある国で、お妃さまが亡くなられ、残った姫三人に形見分けが。 長女は、かかとの高い靴を、次女は真珠のちりばめられた銀の手鏡を。 そして、三女は木でできた宝箱を。 王様は、まもなく気弱になり世継ぎを決めたいので、次の王にふさわしいものを見せるよう、姫たちに告げます。 姉たちは、王としての権勢を世の人々に知らしめる為、月や星にとどくようなりっぱな塔造り。 三女のセレニティ姫は?、と考えているタイミングで、 もしかしたら、みなさんはセレニティが一番賢くて綺麗と思ってでいるでしょう。おとぎばなしでは、そういうことがおおいですもんね。 と、絵本の語り手に先を越され、『こんなの初めて〜』と笑ってしまいました。 亡き母の木箱を開け、りんごの種を植えることに…。 食卓にのぼったデザートフルーツの種まで、どんどん植えていきます。 タイミング良く、出てくる出てくる宝の木箱から。 雨のしずく、虹のかけら、星の鳥の羽。 みんな、詩のような表現の宝が、セレニティを助けます。 お城の前の風景が、明るい緑色になった様子は、王でなくともため息が出ます。 シェークスピアの『リア王』のようにならず良かった良かった。 読後、「この王様、りっぱな王様じゃん。」と横浜育ちでもないのに、“じゃん言葉”の息子でした。 小学校低学年頃から楽しめると思います。 1.2年生にはお家の方が、ゆっくり読んであげるのも良いと思います。
投稿日:2009/10/07
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