「たんじょう日のプレゼント」 自信を持っておすすめしたい みんなの声

誕生日ケーキを前日に作れ！とわがままを言う王さま。ところが…。
王さまの誕生日ということですがただでは終わりません。
王さまの大好きなおひめさまも登場します。
大臣たちもおひめさまもやるなーとにやりとしてしまいました。
わがまま王さまは今後どうなったのかな？

王さまシリーズは私が子供の頃に大好きだった本です。

わがままでとても王さまだなんて思えない”王さま”がしでかす数々のできごとが面白くてたまりませんでした。
挿絵もかわいくて良い味が出ています。

王さま以外にも大臣やコック、兵隊、にわとり、卵などなど、登場人物が印象的な世界を形作っています。

シリーズの中で一番王さまらしいなと思ったのがこの「たんじょう日のプレゼント」でコックにケーキを作らせて食べてしまうところです。
わがままな王さま、でも憎めません！

大人になった今でも読み返したいシリーズです。
息子がもっと大きくなったら是非一緒に読もうと思います。

王様シリーズが息子の今の一番のお気に入りです。

わがままで卵好き。

この本を読んでいると、卵焼きが食べたくなるようで、「おかあさん、ぼく鶏がほしい。毎日卵が食べられるもん」と。

この作品は短編集です。私は王様シリーズは長編よりも短編の方が王様らしさが出ていて好きです。

「たんじょう日のプレゼント」で誕生日のケーキを誕生日前に食べてしまうのはいかにも王様らしいなあと思いました。その後どうなったんでしようね。

「わるい子になりたい」では、いい子になってみんなを困らせようとするのも何だか王様らしいなあと思いました。

子どもって、大人から見ると突拍子もないことを考えたりやったりします。特に男の子はその傾向が強い気がしています。

だから、息子の嗜好にぴったりくるんでしょうね。

朝晩に読み聞かせをせがまれています。