「こいしがどしーん」 自信を持っておすすめしたい みんなの声

仙人というのがいるんだけどね。
信じる？
信じないだろうね。
今の世の中、車とコンピューターの世界です。
そのスーパーコンピュータが、地球にでかでか星がぶつかると計算した。
そのことを聞いたみんなはとてもあわてた。その驚きようは、想像を絶するもの。世界規模での驚きの表現が、とてつもなく面白い。もうどうしようもない・・・
みんながあきらめたとき、せんにんが、こいしをころりところがした。
そんなことってある？信じられないけど、そのおかげで・・・
信じられないけど、ありそうなお話です。

長新太さんの絵に惹かれて手に取りました。
とぼけた絵とはウラハラに、「でかでか星が地球にぶつかる」というまさかの大展開。先を予想できずにドキドキしながら読み進めました。
ついに地球にぶつかるといったときに、はじめにさらりと登場した仙人がこいしをひとつころがします。
それにしても、こいしをころんとさせるだけで世界を救える仙人とはスゴい。ちょっとだけずれるだけで、結果は大きく違うんですね。

本当かウソか、このお話では仙人はいることになっていたのですが、その仙人が地球に衝突しそうな隕石を小石を転がして危機を救ったというお話でした。うちの子曰く仙人は地球を助けようとしたんじゃなくて、たまたま、に思えたそうです。でも、最後には、そこが仙人のすごさなんじゃないかなって親子で納得していました。

いや〜仙人ってやっぱいるでしょう
日常生活していても「あれ？」とおもうことありませんか・・・？
今は「運（うん）」なんてCMでも言ってますけどね
人知測りがたしってこと、感じたことある人はたくさんいると思いますよ

これは仙人がいるってことで解決です
そんな簡潔なお話で、子供にも分かりやすいです

絶版とは・・・・残念