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9件見つかりました
とても愉快なお話でした。飯野さんの絵も、表情豊かで見ていて楽しいです。 もしうちに貧乏神が住みついていたら…と想像すると、何が何でも出て行ってもらいたいと思うでしょうが、このおとうとおかあの心の広さにはびっくりでした。せっかく福の神が来てくれることになったのに、貧乏神と一緒になって福の神を追い出そうと必死になる2人の姿には思わず笑ってしまいました。 福の神が怒って帰ってしまった時には、ほんとうにこれでよかったのかなとふと思ってしまいましたが、まさかのありがたすぎる福の神の落し物のおかげでハッピーエンドになりました。 こういう恵まれた結末を迎えられたのも、このおとうとおかあの心の持ちようのおかげなのかもしれないですね。
投稿日:2018/10/08
1年ほど前から昔話にも興味を持ち始めた娘。そういえば、びんぼうがみのお話はまだだったなぁと思い、図書館で借りてきました。娘は一人で先に読んでしまいましたが、おもしろかったそうです。内容も理解出来ていた様子。 私も読みましたが、大人でもおもしろいです。びんぼうがみのお話ってちゃんと読んだことなかったかもしれません。一度、読んでみてください。この本は、絵も味があっていいし、全体的に登場人物の優しさがただよっています。
投稿日:2016/08/31
貧乏神が押入に住みついていて出て行ってくれない。 長く一緒に暮らすうちについつい情がわいて、 せっかく交代で福の神が来ても追い出してしまう。 そんな優しいご夫妻のお宅ならそれは住みやすいでしょう。 出て行きたくない貧乏神の気持ちもよくわかります。 えらそうな福の神が落していった小づちのおかげで 夫妻もいい暮らしができ、貧乏神は福の神に。 愛すべきうっかり者が幸せになる気持ちのいい昔話だと思います。 また飯野さんの絵がお話にものすごくマッチしていて 登場人物の内面まで伝わってきます。 ご夫妻、貧乏神を思わず好きになってしまいました。 明るく楽しく人にやさしく過ごしている人に いいことがある世の中だといいなあと思いました。 昔の人もそう思っていたんだろうなあ。
投稿日:2012/02/21
小学館の日本名作おはなし絵本シリーズの一冊です。 名作や昔話を読むときはまずこのシリーズを選びます。 お話の最後に松谷みよ子さんの解説があるからです。 このお話は民族学者の野村氏が 山形県の鮭川村に住む二人のおばあさんから聞いた話だそうです。 こう聞いただけでわくわくしますね。 誰かの口から伝えられたお話で その上に読み手を「う〜ん、そうだね。」と納得させてくれる 上質な民間説話です。 一時は貧乏神を置いて引っ越そうとした夫婦が 完全に情を移し、今後も貧乏のままだと分かっていても 貧乏神を守った”スーパーおおらかな心”に 娘たちが呆れることはありませんでした。 登場人物のセリフと飯野さんの絵がぴったりで 読む私もセリフ回しに力が入りました。
投稿日:2011/08/06
貧乏神が住み着いてるおかげで、家はおんぼろ、着物は ぼろぼろ、いつも腹ぺこと、働き者なのにおとうとおかあ はとっても貧乏。 それでも一年一緒に暮らすうちに情がわき・・・ 読んだ後、これは面白い昔話だなとしみじみ感じました。 最初の見開きページで食事をしてる二人、一年が過ぎ軒先で お茶を飲んでる二人、貧乏神がいるというのになんか幸せ そうなんです。 飯野さんの味のある絵も合間って、心の豊かさが伝わります。 福の神と入れ替えに追い出されると、泣きじゃくる貧乏神に 「そんなにうちが気に入っとるんなら、いつまでもおって くれたらええ。」とのおとうの一言、中々言えるもんじゃ ないなあと思いました。 貧乏神がどうなったか!?のオチも秀逸ですよ。 お気に入りの場面 娘:寝起きの時、わらじを編んでる時などの貧乏神の表情 息子:福の神が怒る場面 僕:絵にストーリーにほんとに面白い昔話です
投稿日:2010/12/16
富安陽子さんが昔話??と思って手にした本です。 『貧乏神と福の神』は子供たちもわたしも 昔話大全集のようなもので、読んでいたので、 話の内容はよく知っていました。 でもこの絵本を読むと、富安さんの文章と、飯野さんの絵が 見事にマッチしていて、知っているお話でも、 初めて読むかのように、楽しむことができました!! やっぱり富安陽子さんってすごいなあって思います。 そして、飯野さんの絵も昔話によく合う絵ですばらしいと 思います。 もっともっと違う昔話も読んでみたくなりますよ!
投稿日:2010/11/17
働き者なのになぜか貧乏な夫婦。 押し入れでやせたじいさんを見つけます。 貧乏神らしい貧乏神の絵です。 貧乏神の住む家から夫婦が引っ越そうとすると、 貧乏神はついて行くために、わらじを編みます。 福の神が来るのが決まった時には 貧乏神はおんおん泣きます。 なんとも憎めない貧乏神で、 夫婦も情が移ったんでしょうか? 思いがけない行動に出ます。 一番最後のページの貧乏神の姿。 血色が良くなって別人です☆ 息子は「はれぎって何?」 「ゆうふくって何?」などと分からない言葉を質問しながら 途中出てくるテンコテンコを楽しそうに繰り返していました。 登場人物の誰も悪くないと感じるお話です。 貧乏でも、健康で働けて、人を思いやれる心がある夫婦がアッパレです。
投稿日:2010/07/28
貧乏な農家に住み込んだ貧乏神。 本当は疫病神なのに貧乏夫婦はこの貧乏神に同情してしまう。 あろうことかいつまでも住んで下さいと情けをはらい、福の神が訪れるというと貧乏神と一緒に福の神を追い出してしまう。 自分さえよければよいという風潮の中で、意外とこの献身精神はとても重要である。 福の神が落としていった打ち出の小槌で、めでたしめでたしの物語である。 安野さんの軽快な語り口と、飯田さんの何ともいえない絵でとても楽しめる。 最後に描かれた太った貧乏神だけはちょっといただけなかったけれど。 とてもおおらかなお話だった。
投稿日:2010/06/11
日本の昔話の中でも安心して読めるお話のなかのひとつだと思います。 唯一、福の神を追い出してしまうシーンでちょっと不安になり、ちょっと福の神がかわいそうになりました。 でも、福の神のルックスがちょっと嫌な感じなので(かっぷくのいいいばったおじさんみたい)、追い出されても悩んだりはしないだろうなと思いました。 この本でいいなと思ったのは、福の神の絵をはじめとする、登場人物の絵です。 このお話の雰囲気というか文章にぴったりでいいなあと思いました。 最後のページの、福の神になったびんぼうがみの絵がとてもよかったです。 びんぼうがみの時は本当にきったないおじいさんだっただけに、この豹変ぶりには驚きました。 ストーリーの中では、夫婦のひっこしについていこうとびんぼうがみがせっせとわらじを編んでいるのには笑えました。
投稿日:2010/03/10
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