はたらくくるま しゅつどうします!(文溪堂)
のりもの好きな子大集合!
もうなかないよ、クリズラ(冨山房)
みんなの声一覧へ
並び替え
6件見つかりました
この本に描かれている希望は、まさに絶望感からの心の復興とでもいうような希望である。 同時多発テロの悲惨を経験したからこそ、著者の言葉のさりげない一言がとても重く伝わってくるのである。 写真絵本の中に取り込まれた子どもたちの表情をよく見ていると、けっして明るくはない。 まさに心を開こうとしている一瞬。 もしくは心を開けないでいるまなざしが自分を見つめている。 だから「きぼう」の言葉が響いてくるのです。 よく考えたら「希望」とは「望みがまれであったり、望みをこいねがうこと」 とても奥の深い写真絵本です。
投稿日:2010/05/14
これから何かを始めようとする新年にもぴったりな絵本のように思いました。 写真絵本です。 でもその背景にあったものは、同時多発テロやハリケーン、東ティモールの暴動などの絶望。 どこで希望を感じるのかはそれぞれだと思います。 >きぼう それは、おかあさんとしっかり手をつなぐこと。 >きぼう それは、ささやかなことにかんじるしあわせ。 読む年齢や状況によって感じ方が違ってきそうな絵本だと思いました。
投稿日:2010/01/04
私は2001年9月11日に起こったアメリカ同時多発テロ事件にひじょうに関心があります。それだけにこの本はとても関心がありました。これは何よりも生きるパワーを与えてくれます。この本は写真絵本であり、希望をテーマにしていますが、ひじょうに心地よさがあります。そしてこれからも生きていこうという気持ちにさせてくれます。この本は何度も繰り返し、読んだほうがいいと思います。
投稿日:2022/08/04
昨年の3学期に、6年生の読み聞かせ当番になり、「これから中学生になる子ども達へのはなむけとして心に残るような絵本はないかな〜。」と探したところ、この写真絵本に出会いました。 これから大きくなるにつれ、様々な困難に遭い、絶望を味わうことがあるかもしれない…でもあなたはひとりじゃない、日常のこんなところから希望を感じることができ、希望があれば前に進んでいけるよ。ということを伝えられる絵本です。また、写真に出てくる子ども達の表情にも引き込まれます。 昨年に続き、今年も6年生に読み聞かせしましたが、本当にいい表情で絵本を見つめ、興味を持って聞いてくれているのが読んでいてわかるので、来年の3学期にも6年生に読みたいと思っています。 「希望はいつも、すぐそばにある。日常のささやかなことにも、あなたの心のなかにも―。」このフレーズが大好きです。
投稿日:2012/02/06
遠目だとわかりづらいですが、写真絵本です。 作者は2001年9月11日のアメリカ同時多発テロの事件をきっかけにこの絵本を作成したそうです。 後書きにある作者の言葉が素敵だったので、書いておきますね。 『……ときに悲惨なことも起こるけれど、この世界は生きていく価値のある素敵なところで、救いの手を差し伸べてくれる日がたくさんいるんだと、息子に知ってほしい……。生きてさえいれば、そこに希望もあるのですから。』 きっかけがきっかけだっただけにタイトルが《希望》であるにもかかわらず、最初のページは雨に濡れた窓ガラスをじっと見つめる子どもの姿。なんだか、悲しみを乗り越えるためにじっと踏ん張っている感じがしました。 その次の次のページの写真も印象的で、アジア系の10歳くらいの子どもが涙を流して一点を見つめていました。 さらに4ページ目ではカメラをにらみつけるような3,4歳の男の子の写真。 後書きを読むまで、作者の意図がわからす、「えっつ!?えっつ!?」と思いながらページを進めました。 後書きには、それぞれの写真のモデルや場所、なぜそんな風にとったのかが簡単にコメントしてあり、改めて写真を見直してなるほど…!と、案じることができました。 字はたいしてありません。1枚1枚の写真の中にいろんな想いがつづられています。 こういうのを感じ取るには、小学校高学年以上のお子さんじゃないと難しいかな〜。
投稿日:2011/10/09
HOPE 希望をテーマにした写真絵本です。 実際に、ハリケーンや大地震に巻き込まれた子どもや、混乱した国に生活する子たちの表情が写されています。 どんなに困難ななかにあっても、助けを求め、援助を受け、元気を取り戻し、希望を見出す。この過程はだれもがなしうることができるものだと感じました。 そして、自分ひとりじゃどうすることもできないと思いがちな、世界の混沌とした状況に、目をそむけることなく、まずは注目することからはじめようと、そこから希望が生まれるのだと、教えられました。 心がどん底状態にあって、そこからいきなり希望を見出せというのは、無理は話しですが、どん底状態にあることをだれかに訴えることが、希望への第一歩なんだなあとも思いました。 写真に添えられた文が、詩のようなリズムを奏で、とっても読みやすい。手元においておきたい一冊です。
投稿日:2010/08/10
※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。
はらぺこあおむし / しろくまちゃんのほっとけーき / ぐりとぐら / おつきさまこんばんは / きんぎょがにげた / どろぼうがっこう / もこ もこもこ / はじめてのおつかい / じゃあじゃあびりびり / おへそのあな
ぐりとぐら / はらぺこあおむし / バムとケロ / こびとづかん / はじめてのおつかい / そらまめくん / 谷川俊太郎 / ちいさなちいさな王様 / いないいないばあ / いやいやえん / スイミー / 飛び出す絵本
2000万人の絵本サイト
「絵本読み放題」「学習まんが読み放題」「なぞなぞ読み放題」「毎日おはなし365」「読みもの読み放題」「絵本ムービー」は、スマホ・タブレットでご利用いただけます。 詳細はこちら
詳細検索