新装版 ゆきがやんだら(Gakken)
一面真っ白の雪景色で、心が温まる親子のおはなし
世界の国からいただきます!(徳間書店)
世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!
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4件見つかりました
多分自分が幼稚園の頃この月間誌を読んでいたのだと思います。行きは普通に読んでお終いのページまで行くと本を逆さまにして表紙まで帰ってくるのが面白くて何度も繰り返して読みました。
投稿日:2012/03/14
私が小さい頃から大好きだった絵本で今は子供たちも 喜んでみている一冊です。 おばあさんとおさんぽに出かけたこぶたのぶうぶう。 ぶうぶう文句ばかり言ってかきねのかなへ入ってくれません。 そこでおばあさんはいぬのわんわんやぼうっきれのぽかんぽかん、 ひのちろちろやみずのじゃぶじゃぶにおねがいに周ります。 でも誰も言うことを聞いてくれません…。 そこで最後のページでおかあさんうしにほしくさをあげたところから 物語は折り返し地点。 ここからがとてもおもしろい! 絵本を逆さまにして今度は反対に読み進めていきます。 はじめにおねがいに回ったみんながリレー方式で追いかけっこ。 さいごいぬのわんわんがぶうぶうにむかって吠えてくれ、 やっとぶうぶうはかきねのなかに入りました。 こんな遠回りしなくても!とつっこみたくなるほどおもしろくて、印象深い一冊です。
投稿日:2010/05/08
番号が打ってあるから、番号通りに読んでいけばいいんですが、右ぺー ジばかり読んでいって、最後のページで→通りにいくと今度は逆さまに して読むようになっている面白い絵本です。 お話もおばあさんが、頼んだ順に戻っていく面白い絵本で工夫されて います。 後半は、追いかけっこしているようで読み方も気ぜわしくなりました。 絵も追いかけっこしているような錯覚に陥りました。 繰り返し言葉も面白かったです。
投稿日:2010/01/28
与田凖一さんの文に、杉浦範茂さんが絵を描いた作品です。 絵本を開いて、左右のページの絵が逆さまになっているのにビックリしました。 右側のページだけを読んでいくと、最後のページでくるっと絵本をひっくり返すことで、後半へと続いていくんです。奇想天外なアイデアは(装丁の仕事もされる)杉浦範茂さんによるものでしょうか。中表紙には、児童書「ルドルフとイッパイアッテナ」を思い起こすような、クロネコがネズミを追っかけている絵があり、いい味を出しています。 文を書いた与田凖一さんは、我が家では初めての作家さんですが、古典的な昔話などが多い方のようで、リズミカルな文章が特徴的です。目で追っただけでは気づかなったのですが、息子に向かって声に出してみると、走るように滑らかに読めて、どんどん気分も乗ってきて楽しくなりました。 理不尽で自己中心的なおばあさんが、言う事を聞かない“こぶた”を柵の中に入れようとしますが、誰に頼んでも断られて悪戦苦闘する様子が、息子もだんだん面白くなってきたようで、どこまでも失敗しそうなやりとりの繰り返しにニンマリしてきました。 前半は、おばあさんが失敗してばかりで、さっぱり終わり方が読めません。波が引ききったところへ、後半一気に話しが動き出し、前半の反動が津波のように押し寄せて来て、僕の舌もハイスピードで回り出し、エンディングへまっしぐらという感じでした。折り返しで38ページの長編追いかけっこを読み切ったという達成感もありました。楽しい作品ですが絶版のようで残念です。是非ハードブック化して欲しいものです。
投稿日:2009/12/29
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