ぷっくり ぽっこり(偕成社)
穴に指をいれて、ぷっくり〜ぽっこり! 新感覚のあかちゃん絵本!
新装版 ゆきがやんだら(Gakken)
酒井駒子によるロングセラー絵本の新装版
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9件見つかりました
太陽の時間の王さま、闇の時間の女王さま、個性的な夜と昼の間の移り行く時間を「すきまの時間」と呼ぶことに素晴らしい発見を見ました。 意識するととてもいとおしい時間に間違いありません。 その夜でも昼でもない危うい時間を擬人化して、空が次第に目覚めていく時間に、夜明けのお姫さまを登場させたことを、とても神秘的に感じました。
投稿日:2019/01/17
アンネ・エルボーの美しく柔らかい絵の印象が大好きで、探していたのですが、 出版元のひくまの出版が倒産してしまい、日本語のものを手に入れるには難しくなってしまいました。 ようやく古本屋で手に入れた一冊です。 一日のうちに、ほんのわずかなあいだ、ゆうぐれどきにあらわれるすきまのじかん。 どこにも属さないかわりに、すきまにもぐりこむじかん。 すきまのじかんの穏やかさ、つつましさが、柔らかな絵とことばから伝わってきます。 日々の忙しさのなかで、こうした「すきまのじかん」さえ、感じられなくなっていることはないでしょうか。 ときに、本をひらいたまま、ものおもいにふけり、そのはかない「すきまのじかん」を感じることが大切なように思います。 「すきまのじかん」が飛んでいった「むこうがわのじかん」は夢のような世界なのかもしれません。 すきまのじかんが過ごす夢、ここではないどこかで流れている時間、それらを想像するのもよいかもしれません。
投稿日:2015/04/23
絵本なのだけれど、文章にも絵にもそれぞれ詩心があふれていて とても素敵でした。 あたまにゆびぬきをかぶっていたり、なにもかいていないちいさなほんを 持っている「すきまのじかん」。しーんとしていて心細くて、でも、 とても美しくてうっとりしてしまいます。 構成も「すきま」たっぷりで、余韻にひたりつつ読みました。 よあけのおひめさまや、すきまのじかんの素敵さを共有できる誰かと この絵本のことを語り合いたいなあと思いました。
投稿日:2010/03/13
これは詩だ〜〜〜〜〜。 美しい文です。 1ページ目を読んで、一生懸命私の記憶の中の“隙間の時間”を思い起こしていました。 幼い頃、この時間を感じて、『今日も終わるな〜。もっと遊びたかったな〜。』なんて玄関先で、泥んこになった足を洗っていたあの時の時間。 “向こう側の時間”は、論文のための完徹のあと、寝るに眠れず公園に散歩に出かけた学生時代のあの時間。 文のイメージピッタリの絵。 ユニークなデフォルメと美しい色彩に魅了されました。 “時間”たちの姿が、皆それらしく魅力的です。 指ぬき帽子の“すきまの時間”のキャラはとても惹きつけられました。 誰かと時間を共有する喜びを、改めて思い出させてもらいました。 大人の方にお薦めします。
投稿日:2010/01/20
大きなインパクトがあるわけでもないのに、こころにしずかに染み入ってくるような不思議で独特の世界が忘れられなくなりました。あとからジワジワときました。がんばりすぎて疲れてしまうような方におすすめです。
投稿日:2010/01/08
詩的でいて 哲学的な ゆうぐれどきの すきまのじかんを しっていますか? お話にひきこまれます 太陽の王様とやみのじょおおうのいがみあい そのあいだの すきまのじかん かぼそい絵の表現がまたステキです。 絵のおもしろさは 作家の アンネ・エルボーさんのセンスの良さですね。 ロマンがあるのです、 この絵本で みんなに伝えたかったこと、 それは読む人の心かもしれませんね。 子供には少し難しい世界かもしれませんね
投稿日:2009/10/26
一人でさらっと読んでみたあと これは大人の方がじーんとくる絵本じゃないかなあと思って娘にはどうだろう??と感じたんですが 案外娘は気に入ったようです。 たいようのじかん と やみのじかんの間のほんの少しの間の すきまのじかん が竹馬に乗ってやってきたり 街灯の中にすっぽり入っている様子など 飄々とした佇まいが楽しかったようです。 この絵本を読んでからある時夕方の暗くなる前の時間に 「そろそろ“すきまのじかん”かな」と娘に話してみたことがあります。 「いやいや、もっともっと後だよ」そういった娘。 読んだ人それぞれに“すきまのじかん”の捉え方は微妙に違うのかもと思いました。 絵本のことが私と娘の日常に自然に入り込んでくる瞬間が大好きです。
投稿日:2008/12/22
あったのか、なかったのかさえわからないような”すきまのじかん”のお話です。この”すきまのじかん”というのをテーマにしている時点で☆☆☆☆☆をつけたいです。 中の絵は、個性的で絵本ってやっぱりいいなあって思わせられる作品です。 でも、あまり子ども向きというよりは、大人向きの絵本な気がします。
投稿日:2003/09/09
すきまのじかんとは「たいようのじかんのあと、やみのじかんのまえの それは ほんの わずかなあいだです。」 何てロマンチック! 大判の本ですが絵をじっくり楽しみたい場合には大勢の前では不向きかもしれません。細い線でかかれた繊細な絵は本当に「すきま」の僅かさを感じさせてくれます。 読んであげる対象は中学生でもいいかと思います。
投稿日:2003/05/01
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