「新版 とんぼ ぎんやんまの一生」 自信を持っておすすめしたい みんなの声

とんぼの生態がとてもよくわかる絵本でした。最近、とんぼに興味津々な息子が一生懸命にこの絵本から、とんぼについて学ぼうとしてくれていました。首都圏でぎんやんまを見かける機会はめったにありませんが…いつか、息子にぎんやんまを見せてあげたいと思いました。

急に昆虫博士になりたい！と言い出した４歳息子向けに手に取った一冊です。なかなかぎんやんまが住んでいるような場所で虫取りをする機会がないので、息子が本物を手にしたことはありませんが、生態について学べて満足していました。

ギンヤンマがヤゴから羽化し、そして散乱するまでの一生をわかりやすく描いた科学絵本です。
えさをとる時の様子など、臨場感があって目を奪われました。
自分のなわばりをパトロールするという場面があり、そういう概念があるのも驚きでした。
細かなところまで丁寧に描かれた絵がとても美しかったです。
同じ作者さんのシリーズで、はちやかぶとむしの絵本もあるようなので、読んでみたいです。

わかりやすい文章（解説）と美しいイラスト（現実味があっていいです）がとても魅力的なシリーズです。
昆虫たちの「一生」が書かれているのが，またとてもいいですね！
その一生を実際に見続けることはなかなかできないので，とても勉強になります。
親子で楽しめる，いい意味で真面目な絵本で好きです！

昆虫絵本の第一人者、得田之久が1970年頃に出版した昆虫絵本の新版。
5冊同時に発売となっているうちの1冊です。
あとがきに、2〜3年観察を続けてから、何とか1冊の本にまとめたとありますが、その努力が窺い知れる素晴らしい内容です。

ぎんやんまのような大型のとんぼは、あまり見かけないのですが、それでもとんぼは身近な存在です。
次男が通う小学校では、毎年、プールのヤゴを救おうというイベントがあって、プールにいるヤゴを採集して、みんな家庭に持ち帰っています。

自然を考えるとても良い取組みだと思っていたのですが、そんな時にこの絵本はピッタリです。
ヤゴからどうトンボに成長していくのかが、実に分かり易く描かれているので生きた教材になると思います。

精緻な絵、挿入された解説等、科学書としても十二分に通用する内容で、是非読み聞かせして欲しい一冊です。

　すでに絵本を卒業しかけている長男が小学校からやごを持って帰ってきました。学校のプールにいたやごを育てるのだと言うのです。
　早速、図書館でとんぼの本を借りました。写真や図鑑のような本は飼うための参考にはなりましたが、長男が買って欲しいと言ったのは意外にも実用性の図鑑ではなく、この絵本でした。
　絵はとても綺麗で、本物そっくりでありながら昆虫が苦手な私でも楽しく読める絵本でした。また、とんぼの一生を追っているので大人も楽しんで読めます。他にもこんちゅうの一生というシリーズになっているようなので、息子が好きな『かぶとむし』『かまきり』なども読んでみようと思います。

昆虫好きなお子さんがいる方にはお勧めです★