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6件見つかりました
バリ島のとても美しい棚田の写真絵本です。 本文中にも出てきますが、バリ島は気温が高いので稲作が年中行われ、稲を植えた田と収穫された田が隣接していることがあるのが、秋にしか収穫風景を見ない日本の私にとっては不思議な光景でした。 バリ島の人たちは、一日に三回神に感謝するなど、神様の存在がとても身近だし、今ある生活をとても感謝していることがわかりました。 こんな風な敬虔な気持ちを私は日々持てていたのかと、パリ島の人々の心の豊かさが羨ましくもありました。 耕運機ではなく牛が田を耕し、収穫後の米の残りつぶをアヒルが拾い、その糞が田を豊かにするなど、循環型農業が今なお続けられている様子。 人と棚田、動物、神様がとても密接でゆったりとした生活が感じられました。 写真もとても美しくて見ていると癒されます。
投稿日:2010/09/18
バリ島の棚田をたくさんの写真で描いた写真絵本でした。 この絵本に掲載されていたバリ島の自然あふれる風景の写真には、どこか神々しさと美しさを感じました。 加えて、「むかしの日本もこんな感じだったのかな?」と思われる様子の写真も何枚かあり、興味深かったです。
投稿日:2023/05/08
バリ島の棚田を写す、とても美しい写真絵本です。 日本にも沢山の棚田があり、棚田というのは見慣れた風景のようにも思えますが、やはり国が違うと、何かしら違って見えるから不思議です。 それでもバリ島の人々が神に感謝しつつ、その日の作業を行っているところが、日本人が忘れてしまった心を思い出させてくれるように感じました。
投稿日:2020/04/23
バリの棚田の写真絵本です みわたすかぎりの棚田に圧倒されます。どれだけの年月、人々が耕して、作り出したのか。ほんとうに、美しい神様の階段です。 日本の棚田とは、やっぱり雰囲気がちがう感じがします。あたたかい気候なので、一年中、耕作できるのがいいですね。いろいろな動物たちも、身近で役立っているのがエコだなと思いました。 棚田の管理は、とても大変なことですが、いつまでもいつまでも、この風景が残ってほしいです。
投稿日:2014/02/23
まずもって、棚田が日本以外にもあることに驚いているわたくしはなんて無知だったのでしょう・・・(T_T) 1年中お米の収穫もできるってこれもすごい! フォト絵本は真実を映しているのだから、迫力もありますね 棚田の細かさも感動モノですが、私は一列に並んで帰っていくアヒル(ベベ)の姿に圧倒されてしまいました・・・ そしてなんといっても、相互作用が働いて、何も無駄なものがないってところが心に残りました 機械化ばかりでは、土壌も作物も守っていくことは出来ないんですね 勉強になりました
投稿日:2010/10/28
なんて素敵な写真絵本だろう! さすが今森さんだわ〜! (今森さんの名前を見て読んでみたくなり、図書館で借りてきました) そしたら、また「はなびやさん」の感想がいいんです! もう、いいたいことは「はなびやさん」がいい尽くしてくれた!という感じです。 1ページ1ページの文章は決して写真の邪魔をぜず、読みやすく、心にぐいぐい入ってきました。 でも、この今森さんの写真絵本は、1つ1つの写真を見るだけでも素敵な気分になれます。 光の加減、風景やそこに住んで働いて、生きている人や動物たちの動き、映し出されている世界の遠近。すべてがとても自然で、そしてとても美しいです。 特に私が気に入ったのは、ほとんど紫色の染まった夕暮れの中を、少年がアヒルを連れて帰る1枚。 ホントに素敵でした〜。 小学校高学年のお子さんからお薦めします。
投稿日:2010/10/06
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