にじいろのさかなの作者、マーカス・フィスターさんの新刊という事で早速読みました。
見た目が小さいというだけでいじめられてしまうチビカラス。。
いじわるなカラスに「月に行ったら遊んでやる」と言われ
仲間に入るためか、見返すためか、勇気を振り絞り
本当に月に行こうとするチビカラス。
自分の幼少期にもチビのような勇気があればと振り返りました。
内容は、娘は3歳なのでまだちょっと早いかな?という印象。
カラスが主人公という事で、全体的にモノクロの描写になっている
ため「月の輝き」や「銀の翼」がより一層輝いて見えます。
チビカラスがいじめられているため、気持ちがやや不安になりますが
チビをいじめたカラスが過去を振り返るような話の進み方なので
何となく安心して読む事が出来ます。
個人的にはマーカス・フィスターさんらしさも備わっており
ファンの方も当然満足出来る1冊ではないかと思います。
娘が保育園に行くようになったら
読んであげたい1冊です。