「おさるのジョージゆめをみる」 自信を持っておすすめしたい みんなの声

TVアニメでやっている「ジョージ」もまだ見たことのない我が家では，この絵本が初ジョージとなりました。
そのすぐ後に大型判の「ひとまねこざる」を読んだのですが，ジョージが動物園から脱走し自分をアフリカから連れて来た黄色い帽子のおじさんと再会する，という内容のこちらから読むとよりわかりやすかったかなと思いました。
ジョージの絵本はシリーズでたくさん出ているので少しずつ読んでいきたいと思いました。

４歳の娘と読みました。

おさるのジョージが大好きな大好きな娘。
読み聞かせにはちょっと長い絵本ですが、
娘と一緒に読みました。

今回のジョージは動物園　兼　遊園地へいって、
「小さいからダメよ」と言われ続ける切ないお話。

娘も見に覚えがないこともなく、
とってもしっかりと見入っていました。
ジョージを拒否った係員へも、
「ちょっと、もうちょっと優しくしてあげてよ」とクレーム。

そして、ジョージが大きくなってしまった夢のシーンでは、
「おおきすぎるでしょ！」とつっこみ。

なんか、両極端なのが、とっても分かりやすくて笑えるお話です☆

３歳５歳の娘たちに読みました。

背の小さいことに悩むジョージがとても可愛かったです。まるで長女のよう（笑）うちの場合はちょっと「小さい」という言葉が出るだけで、反射的に怒るのですが（笑）相当悩んでる長女です。この絵本を読んだ後は「大きいのも大変だ」と思ったようです。大きいジョージに笑っていましたが…。野菜嫌いで小食の長女にはちょっと読ませない方が良かったかな（笑）

このお話はジョージが夢の中で大きくなっていたお話でした。うちの子はそれを見て「すごいね！僕もこんな夢見てみたい！！」って言って盛り上がっていました。でも大きくなったからっていいことばかりではなかったはずなのですが・・・うちの子はとにかく大きくなりたいみたいです。

ジョージが大きくなったので、びっくりしました。

あんなに大きくなって、よくないんじゃないのって、おもいました。

ぼくも、大きくなりたいけど、大きすぎるとこまるとおもいます。

かいじゅうみたいだとおもいました。

さいごは、よかったなあとおもいました。

「小さいからダメ！」と1日中言われたジョージがその日みた夢のお話です。

息子は生まれたときからおチビちゃん。
パパもママも低いからしょうがないかなあ〜＾＾；。
基本的には、そのチビを肯定的捉えている息子なんですが、
やはり遊園地などで乗り物に乗れない時は、ショげております（笑）

そんなおチビちゃんだからなのかわかりませんが、
今回のお話のジョージにエライ共感していました〜。

いつものジョージと勝手が違うけれど、たまには悩みや憧れのあるジョージにも愛情を感じ、ますますかわいくなります。
知りたがりやでいつもやらかす冒険が最後には、人の為に活躍して感謝されるお決まりコースもいいけれど、今回のもジョージの悩みに触れてよかったです。結局は、自分が一番いいのだと気づかせてもらえるから読んだ人の役にたっている絵本には変わりありません。読んだ後は特に表紙のジョージが愛おしくなりますますかわいくなりました。

この本を読んで以来
娘は毎朝「ねぇ、夢見た？私は見たよ、それはねー・・・」と
なぞだらけの話や、「それ昨日の出来事やん」というような話をしてくれます。
３歳児の頭の中は、寝ていても起きていても
めまぐるしく活動しているようです。
で、この本も、転寝したジョージのつかの間の夢物語です。
子供の時に誰でも夢を見て思ったような
「そうなったらいいなぁ」という部分と
「早く覚めてー」という部分の落差がよいです。
最後は大好きなおじさんの腕の中に帰れてよかったね、ジョージ！！

ジョージは、かわいそうに、1日中小さすぎると言われ続けたのですね。これを読んで、こういう状況はありがちかもと思いました。私も子どもが皿洗いをやりたいと言った時、「まだ小さいからね」と言いました。すると息子が「教えればいいじゃん」と言ったのです。小さな息子に教えられた一言でした。

とかく大人は思い込みで子どもを見てしまい、目の前の子どもに敬意をはらうことを忘れがち。大人には何でもない一言でも、子どもの心を傷つけてしまうことがあります。そんなことにハッとさせられた本でした。子どもに読む前に一度大人が読んでみるといいなと思います。大人の皆さん、子どもへの言葉に気をつけましょうね。

いつもやんちゃなジョージですが、今回はちょっと展開が違います。小さすぎるからダメと言われて、凹み気味。夢の中で大きくなってましたが、今度は大きすぎてダメ。

背伸びしたいジョージの気持ちが、子供が早く大人になりたいと思うのと重なります。娘も「早く大きくなりたいなぁ」と言います。今のままでいいんだよ、そう教えてくれるような内容です。