ねずみくんのお母さんの手編みの赤いチョッキが
行列のできるチョッキになっていく。
そのチョッキに袖を通すと
人にほめられ、うれしい気分になる。
それでつい、ねずみくんに無断で他の人へと・・・。
「すこしきついが、にあうかな?」の決めゼリフと
ちょっと無理してつくるみんなのオモシロ顔が無邪気で
おかしさ堪えきれずどっと笑ってしまう・・・。
ぞうさんが着た赤いチョッキを見たねずみくんの驚きようったら。
次の落胆の姿に、笑ってしまっていた罪悪感が押しよせる。
あの栄光のお母さんのチョッキは、まるでひものようだ。
ぞうさんのぶらんこは、お詫びか、照れかくしか・・・
ねずみくんは許せたか、泣いているのか・・・。
とても素直に笑い、とても素直に考えそして
とても素直に反省できました。
すてきな絵本に感謝です。
なかえよしを・上野紀子ご夫妻に感謝。
ポプラ社に感謝。
「ねずみくんのメモ」という販促手帳を持っています。
もう中は、絵本の感想文でいっぱい。
またつくっていただけたら、うれしいなぁ。