「ゆかいなれいぎのほん」というシリーズの1冊で、2016年に改訂された作品す。
邦訳は谷川俊太郎さんです。
たぶん原文の文法自体とても簡単なのだと推測します。なにせ、谷川さんの日本語訳の文章は、まるで中学生の英語のテキストみたいですから。
「礼儀の本」ですから、この本に登場する少年少女たちは大変礼儀正しいです。
ただ、その言葉を使うシチュエーションが面白かったです。
各ページのセンダックのイラストもすごくよかったです。
ページをめくると、礼儀正しい紳士淑女ならこういうであろうという言葉が書かれているので、参加型で子どもたちに読み聞かせても面白いかもしれません。
お薦めは小学校低学年から中学年くらいです。