世界の国からいただきます!(徳間書店)
世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!
もうなかないよ、クリズラ(冨山房)
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8件見つかりました
○○にみえるけど、けっしてそうではありません。 じつは●●なのです。 固定観念ってありますよね。 きっと○○にちがいない、みたいな考えが、 少し変わるかもしれません。 子供にはなかなか五味さんのこの深いお話は理解は難しいかもしれませんが、 子供は柔軟ですから、頭の固い大人が一番読まないといけないお話なのかも。
投稿日:2020/06/23
泣きました。 本屋さんでの立ち読みでしたが、改めて五味さんの偉大さを感じました。 楽しい絵本です。 勿論それで十分なのですが、 あの絵本はすべての大人、子どもへのメッセージだと思いました。 大人になると、無意識に予測したり ある一定の枠に入れ込むことで物事を処理しようとします。 それは決して悪いことではありません。 ですが、必ずしも正しいことではありません。 いつもやんちゃなコトをしている男の子がいたとしても その男の子=やんちゃ ではありません。 男の子のたった一面でしかありません。 君には無限の可能性があるんだよ そう聞こえてきました。 そして、 子どもたちの可能性は無限なんだよ けっして枠にはめられるようなものではないんだよ そう教えられたような気がしました。 私がもう一度、保育者として社会復帰したいと 心から願わせてもらえた一冊です。
投稿日:2009/05/25
五味さんの文章には大人が読んで ハッとさせられる魅力があります。 「けっしてそうではありません」と、人間の勝手な思い込みや決めつけを否定し、 「実は○○なんです」と解説されている内容がまた面白くて思わず笑ってしまったり、「あ!実はホントにそうなのかも!」と思ってしまったり。すっかり夢中になって読み進めてしまいました。 まだ息子は2歳で小さいので、この本を読むときには、 「○○さんは何してるのかな?何してるんだと思う?△△かな?それとも■■かな?」と語りかけながら、息子自身の考え方や想像力を引き出せるようにして読んでいます。
投稿日:2008/03/07
まじめそうに見えても、意外と遊び心があったり、怠けているようでも、まじめに取り組んでいたり。。 いつも明るい楽しい人でも、実は深い悩みに落ち込んでいたりします。 最近「ホームレス中学生」という実体験をかいた本を読みました。(漫才師の田村裕さん作) 彼は、とてもひょうきんでクラスだけでなく、学校中の人気者でしたが、 心の中に深い深い闇のような悩みを抱えていました。 人は複雑なもので、簡単に性格を決め付けられないです。 それを分かりやすく、五味さんらしいセンスあふれる文章で書かれていて素敵な絵本です。
投稿日:2007/10/30
五味太郎さんの絵本は 開く前からわくわくします。どんな言葉で楽しませてくれるかとても期待します。この本では、「けっしてありません」と同じ言葉が繰り返し使われています。物事を、決め付けず、違う角度からみる事によって、面白い事を 発見できるんですね。子供達に どこまでこの高度なオチが わかるか試してみたいです。
投稿日:2007/04/24
1枚の絵に1つの小さな生き物の物語。それが12編。 アリは甘いものを探して、テーブルの上にいるの? 屋根の上にいるネコは、日向ぼっこをしているの? 。。いいえ、けっしてそうではありません。。 とても意外な物語がそこにありました。 長男は「そうなんや〜。。へぇ〜。。」と 素直に受け入れていました。 母はその姿にとてもハッとさせられました。 オトナの常識はこの絵本の中には存在しません。 人間の勝手な思い込みで、行動を決め付けられる 生き物達は堪ったものじゃないですね。 こんなふうに先入観なしに物事を見られたら、 想像する力もどんどん豊かになりますね。 その芽を摘まないように、子どもの心を大切に 育ててあげたいなぁ。。と思いました。
投稿日:2007/04/19
「けっしてそうではありません」 2007年2月に教育画劇より刊行された復刻版です。リブロポートのものを手にしたことが無いので内容が同じかは分かりません。 1月から12月まで、動物があることをしています。でも本当のところはどうでしょうか。このペースで構成されています。特に面白かったのが「かえるは雨宿りしているように見えますが・・・落語の練習をしているのです」 かえるの落語? ゲコゲコゲコと喋るのかな? うわぁ聞いてみたい。 あっさりと進むのですぐに読めてしまえます。ちょっとしたセンスが愉快な五味さんの作品です。
投稿日:2007/03/07
「さかなは 海草と自分の模様がにているね などと楽しんでいるのでは けっしてありません。 迷子なんです。」 見開きの左にこんなセンテンス、右いっぱいに絵が描かれています。 虫や小動物たちの行動をつぎつぎに代弁(?)しています。 淡々としているのに、思わずニヤリとしてしまう。 五味さんのなんだかすっとぼけた感じの絵がさらにいい味を出しています。 小学生ぐらいだと笑いながら楽しめると思います。 息子は読み終えてから同じような文章をつくり 「けっして○○しているのではありません」が口ぐせになってしまいました(笑)
投稿日:2006/06/21
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