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43件見つかりました
表紙を見た時には、こんなに壮大な、希望のあるストーリーが展開するとは思いもよりませんでした。 一日の半分しか、太陽の当たらない半日村。稲の出来は悪く、人々の暮らしは貧しく、でもそれを仕方ないこと、生まれた場所が悪かったと諦めてしまう大人たち。ところが、一人の少年は違いました。その日から毎日毎日、山の石を削って、湖に埋めるという行動に出たのです。周りの人に無理だといわれても、ひたむきに続ける姿に徐々に周りの人間が影響され、知恵を与え、協力していく過程は、私にはとても感動的なものに思えました。 そして、長い長い年月をへて、半日村は「一日村」へと変わるのです。 小さな力でも、それを結集し、継続し続けることで大きな成果を得られること、決して教訓的でなく教えてくれる絵本でした。小学生に、ぜひ出会わせてあげたい一冊です。
投稿日:2011/11/02
1日のうち、半日しか日が当たらない村のお話です。 お日様がなかなか顔を出せないほどの高い山があるのです。 読んでみて思ったのは、とにかく、一平の行動力が素晴らしい。 動かせやしない、高い山。その高い山をどうするか? 一平は、その山を湖に埋めることを思い立つのです。 きっと、村の誰もが思いつかなかったこと。 きっと、村の誰もがやろうとしなかったこと。 それを1人で考え、思い付き、たった1人で行動に移した一平。 人と違うことを始めようとすると、決まって笑われるものですが、 一平はそれにも屈せず、黙々と行動し続けるのです。 次第に、一平と同じ行動をする村人が増えてきて・・・ 初めの一歩。 一平の小さな一歩が、この村を1日村へと変える大きな一歩と なったことは言うまでもありません。 一平の行動力に、ただただ拍手です。 村に朝日が差し込むシーンは感動ものです。
投稿日:2011/01/25
表紙は地味な感じなので、暗いお話かと…と想像してしまいますが、内容は、とても、前向きなお話です。 山のせいで、半日しか日があたらない村。山がなければ、もっとおいしいお米ができて、村は豊かになれるのに… 両親がそうつぶやくのを耳にした子どもが、一人、山の上の土を削って、湖に運び出します。 さて、どうなるか… ワクワクもするし、ぽつぽつと仲間が増えていく様子が面白く、最後は爽快です。 おすすめです。
投稿日:2017/10/12
「花さき山」や「モチモチの木」でおなじみの滝平さんの版画が、印象的な表紙です。先に挙げた二冊は知っていましたが、この「半日村」は今の今まで知らなくて。初版からもう30年以上たっているのですね。教科書に載っていたこともあるようなので、ご存じの方も多いのかもしれません。 お話は、ページをめくるたびに、心を熱くさせます。 一人の男の子の勇気、それに賛同していくみんなの心の動きが、人生悪いことばかりじゃないよって教えてくれてるようで。人間の心の優しい部分が前面に押し出され、それが集まったときのすばらしさがこの本にはあふれていると思います。 達成することは、ほんとに難しいときもありますが、それでも希望を持ってあきらめないで続けようって、口で言うよりよりも、この絵本で感じてもらったほうが、強く伝わることでしょう。
投稿日:2013/10/30
半日村というタイトルと、ちょっと陰のある感じの表紙で てっきり、陰鬱な話だと思って手を出していませんでした。 こんなに希望のある話だったなんて!! 一日のうち半日しか日の当たらない村のお話なんですが、 一人の男の子が、 毎日毎日山からてっべの土を袋に詰めておりてくるのです。 変なことしていると思っていた人たちも、 ひとりふたりと、その活動に加わり始め、 たくさんの人が何年もかかわる一大事業に。 とうとう日の出とともに、村に日が差すところまで達成!! 「すごい」と声がでました。 あきらめず努力することが こんなにも詰まったお話だったのですね。 たくさんの子供たちに読んでもらいたいです。
投稿日:2021/12/07
『花さき山』『モチモチの木』など、斎藤隆介さんと滝平隆介さんコンビのお話は、どれも心に残るお話ばかりです。 高い山があっていちにちのうち半日しか日が当たらない貧しい村。 その村の一人の少年が、ある日、山を削り始めます。 最初はみんな笑って見ているのですが、だんだんと村の大人も参加し始め… 淡々と仕事をする一平は、とてもカッコ良かったです。
投稿日:2021/08/12
村の裏手に高い山があるせいで半日しか日の当たらない村。村に住む一平は、山を小さくすることを思いつきます。彼のその行動に、初めは同調しなかった者たちばかりでしたが、ついに村の大人までも動かし、やがて朝から日が射す村へと変わります。彼の村を変えよう、人々の幸せを願うその信念の強さに心打たれました。滝平さんのイラストもまた、ひとりひとりが人間味溢れる表情で描かれているので、そこもじっくり観ることの楽しさがあります。幼児さんから小学生まで、おすすめしたい1冊です。
投稿日:2021/06/15
モノクロの表紙の、意思の強そうな男の子の表情に、ひきつけられます。そして「半日村」ってなんだろう、と気になります。日が当たらない村に、日が差すように山をけずるなんて、、。どんなに大きなことでも、無理かもしれないと思っても、コツコツ行動することの大切さが伝わってきます。滝平さんのしみじみした絵が、お話にあっていて、よかったです。
投稿日:2020/12/18
お話の内容、伝えたい内容、すごく好きでした。山が朝の陽ざしを遮り、冷たい湖からふく風にさらされる過ごしにくい半日村。そこにいる男の子が、山を削って湖をうめようと動き出します。一人の力が友達を動かし、友達の力が大人を動かし、みんなの力が長い長い時を超えて、一日村に変わります。 小さな力が大きな力へ変わり、あり得ないと思うことを実行できてしまう。子どもにも分かりやすく、大切なことを教えてくれる絵本でした。
投稿日:2020/11/23
高い山によって、1日の半日しかお日様が当たらない村のお話。両親の話を聞いて、一人考え行動に出た一平。周りに無理だと思われても、諦めない強い気持ちに心が打たれました。小さな力でも力を合わせて継続し続けることで大きな達成感へとつながっていく素敵なお話だと思います。息子が大きくなったら読んであげたい、読んでもらいたい1冊だと思いました。
投稿日:2020/05/27
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