コールデコット受賞作とはいえ、さまざまなおとぎ話の
パロディのようですし、娘にはおもしろくないかな?こういう
のって大人向きな気がするな・・と思いながら読んでみたのですが
見事にはまったようで、びっくりしました。
こういうの、楽しむことができるんだねえ。
とはいえ、元々のお話を知っていないと楽しめないかもしれない
なあ、どうなんだろうなあ。娘はかなり多くの元々の話を知って
いましたから。『くさいくさいチーズぼうや』にいたっては
私がわからず・・「おだんごパンだよ!」と。そうかー!そう
言われてみればそうだねえ。他の方のレビューで『ショウガパンぼうや』
が元になっていると書かれていましたが(そうして訳者である
青山南さんのあとがきにもそう書いてありましたが)、ショウガパン
ぼうやもおだんごぱんも似たようなものだからよしとしたいです(笑)。
また『ショウガパンぼうや』の絵本も読んでみたいです。
すっかりいい気分になった娘は、いつものように絵本を作って
いました。『おとぼけのはなし』だそうで。表紙には大きなおおかみ
の口の上に「赤ずきん」や「こびと(靴屋さんを助けるこびとね)」
が載っていたり、呪文のような文章が書かれていたり。
「面白い話書いちゃった〜。ぐふふ〜。おもしろい〜」とご機嫌でし
たが、読んでみるとおもしろくない(笑)。娘がいつも普通にまじめに
書いている絵本の方がよっぽど笑えておもしろい。
もちろんそのことは娘には内緒ですが(笑)。
「笑いをとる話」って難しいんですねえ。それとも小さい子ども達は
娘とおんなじようにおもしろーいって思うのかなあ(子どもの笑いの
ツボと大人の笑いのツボは違うだろうからなあ)。