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『What About the Iraq Children?』が原題。 『私たちはいま、イラクにいます』は意訳と思われます。 アメリカ・メーン州在住の13歳の少女が、平和集会でスピーチした内容を フォトジャーナリスト森住卓さんの写真とともに紹介しています。 スピーチの内容は、彼女が、同世代以下の子どもたちの現状を知ってほしいというもの。 イランの子どもたちを実名で紹介し、その惨状を語ります。 注目すべきは、同じ子ども世代の視点で語られていることです。 「私たち」という表現を大切にしたいです。 しかも、アメリカの地で、自分で調べてスピーチしているのです。 私も知人にNGO関係者がいますので、劣化ウラン弾のことについては、 いろいろ教えてもらったことがありますが、 あらためてその影響を実感しました。 そう、原爆と同様、戦争が終わっても、人々の苦しみは終わらないのです。 考えさせられるテーマです。
投稿日:2010/08/13
作者のシャーロットがこのスピーチを発表したのは、2003年2月。彼女は1990年生まれらしいので、当時13才の女の子です。 一時、日本のテレビでも紹介されていたので、ご存知の方もいるかと思いますが、弁護士である母親の仕事の都合で、各国を回っていた彼女が、教会で行われた平和集会で発表した論文を、編集したのが、この写真絵本です。 まだ世界のことについてよく分からない子供たちも、この本を手にしてくれたら、「いま、イラクで何かが起きている」ということだけは、分かってくれる気がします。 彼女のスピーチの後半は、もし、自分達がイラクに住んでいる子供だったらとして、語っています。 「私たちは、明日も生きていられるかどうか 分からないことが、怖いのです。 殺されたり、将来をうばわれたりすことが、 悔しいのです。……。 そして、私たちは途方にくれています。 私たち、何か悪いことをしたでしょうか?」 このスピーチがマスコミで取りざたされたにもかかわらず、イラクへの武力制裁が国連決議を無視して行われ、更に多くの犠牲者をいまも出し続けています。
投稿日:2004/01/12
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