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なんだったかな自信を持っておすすめしたい みんなの声

なんだったかな 作:今江 祥智
絵:長 新太
出版社:BL出版 BL出版の特集ページがあります!
税込価格:\1,100
発行日:2002年07月
ISBN:9784892385537
評価スコア 4.13
評価ランキング 26,450
みんなの声 総数 14
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  • 長新太さんファンの子どもに

    長新太さんの絵本が好きな息子と一緒に読みました。
    絵の色使いや動物たちの表情が豊かで大好きな絵本の一つになりました。絵本の内容は3歳には幼いかなと思いましたが、十分楽しむことができました。くろひょうに辿り着くまで、探しているどうぶつはなんだろうなんだろうと一緒に考える姿を見ることができました。おすすめです。

    投稿日:2021/04/23

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  • う〜ん 思い出せない・・・

    思い出せないことってよくあるので最近は思い出すのを諦めている私です。諦めないで、次から次へと頭の中で思い描いている様子がよかったので参考にしたいと思いました。画面いっぱいに画かれた絵も明るい色彩で惹かれました。

    投稿日:2011/01/20

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  • 色遣いが、なんて魅力的!

    • おしんさん
    • 40代
    • ママ
    • 鹿児島県
    • 男の子23歳、女の子21歳、男の子18歳

    動物園で見かけた素敵な動物、なんだったかな?
    あれでもない、これでもない、これだったかな、いや違った…
    一緒になって、考えることができます。

    復刊された絵本ですが、最初に出された時、作者はうんと若かったそうです。色をテーマに、何人かの作家さんたちが、それぞれ色を選んで、お話を作ったとか…橙?それとも黄色?青?作者らしい色を選ぼうと思ったら、一番若くて、最後に残った黒になったというエピソード。

    それでも、らしい色遣い、作者の強い思いが伝わってきます。色の特徴をよく表している動物の登場には、『素晴らしい!』のひと言です。
    ハラハラしながらも、うんと楽しめる素敵な絵本です。

    投稿日:2010/05/29

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  • 消去法。

    動物園で見た動物のなかで、何が一番スキだったかを思い出すお話です。
    なかなか思い出せないので、「あれでもないこれてもない」と色んな動物を思い出しながら答えを導きだします。
    そうする中で、それぞれの動物の特徴をしっかり復習できてたりして。
    しょっちゅう動物園に行っている我が家ですが、やっぱり毎回帰り道に「何が一番面白かった?」と聞いています。
    そんな何気ない問いかけも何気にいい事だったりする?とうれしくなりました。

    投稿日:2007/08/04

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  • 読み手まで一緒になって「何だったかな」

    • YUKKOさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 女の子7歳、女の子5歳、女の子2歳

    タイトルの「なんだったかな」の通り、内容は本当そのまんまで
    自分が 動物園で初めて見た素敵な動物がなんだったか、
    一生懸命思い出すストーリー。
    どうしても思い出せなくて目をつぶると、その暗闇の中に
    ある黒い動物が…。

    インパクトのある原色の色使いが素敵☆
    読み手まで、姿の見えない主人公と一緒になって「何の動物だろうな?」と考えて楽しい。
    シンプルなので、幼児から小学校低学年まで幅広く楽しめそう。
    読み聞かせにも使えそう。

    今江祥智さんのあとがきに次のように書かれている。

     この絵本が初めてお目見えしたのは’67年のことで、
     何と35年も前のことになる。
     「カラー・ブック」と銘打ち、12人の作家と画家が
     それぞれの“色”を受け持って物語を考え絵をつける
     という企画だった。
     組む作家は、はなから長さんにお願いするつもりで
     色も好きなブルーやホワイトをと思っていると、
     お前さんは一番若輩だから残ったものでやるんだよ、
     と先輩達に言われ、オシマイに残った“黒”になった。
     −あのときはもう、目の前が真っ黒になってしまって…
     と長さん 呟かれたが、そこを逆手に取った発想が
     かえってユニークな物語を生み出す力になった気がする。(中略)
     その後 絶版になったのだが、20年ばかりして理論社から
     1冊本として出版された。前のままで充分 新鮮だったが、
     長さんは絵を全部新しく描いて下さった。(後略)

    この あとがきに、長 新太さんの仕事の姿勢というか、生き方が表れているよう。
    この評価を書く2週間前の、2005年7月1日。長 新太さんの告別式が執り行われた。
    この絵本の作者である今江祥智さんは弔辞を読まれた1人だったとか。
    長 新太さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。m(_ _”)m

    投稿日:2005/07/20

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