おとうさん、おかあさん、おじいさん、おばあさん、
そして、10匹のきょうだい。
あわせて14匹家族。
「14ひき」シリーズの一冊です。
秋の森でかくれんぼをしていたら、ろっくんがいない!
探していると、秋祭りがはじまって・・・
秋色一色のこの絵本は、確かにかくれんぼをすると、
なかなか見つけるのが難しい。
それでも、このシリーズをよく知っている子は、
目ざとく見つけてしまいます。
1年生だと、ほとんどの子が知っているこのシリーズですが、
やはり、最初は表紙の絵を見せて、家族の紹介をしました。
「ろっくんどこだろうね。」
と問いかけながら、読み進めていくと、
すぐに見つける子がいて、すごいな〜って思いました。
今回は、他のシリーズと違って、
くりたけきょうだいが駆け出したり、みこしを担いだりと、
ちょっと非現実的なところがありましたが、
きのこやかえるたちがごちゃごちゃといる場面は、
いかにも祭りって感じで、迫力がありました。
秋色に染まった森の中は、地面いっぱいに落ち葉が敷き詰められ、
きのこやどんぐりなど、秋の豊かな恵みでいっぱいでした。
シリーズのどの作品も、季節感あふれるもので楽しめるものばかりです。