おてがみを書くのが大好きな子にぴったりの絵本。
字を覚えたての頃、そして、初めておてがみを出した日のこと・・・、我が子の成長をなつかしく振り返りながら、親子で楽しめる1冊だと思います。
娘も、おてがみを書くのが何よりも好き。小さい頃は、日本のじいじ、ばあばへ、今は、クラスのお友達に書くのを楽しみにしています。
「初めてのお手紙は、じいじとばあばへだったかなあ?」と聞くと、
「違うよ、ママに書いたのが最初だよ。『ママ、おこらないでね』っていうお手紙。」・・・えっ、そうだっけ?!
おてがみを書くのももちろん楽しいことですが、おへんじをもらうのも同じくらいわくわくして、うれしいものですよね。
すっかり便利になってしまった昨今。海外にいても、数秒でメールのやりとりができる世の中になりましたが、娘には、手書きのお手紙を封筒に入れて、ポストに投函し、海の向こうからお返事が来るのを指折り数えて待ちわびる経験をさせてあげられてよかったな、と思っています。
たまには、大人の私たちも、パソコンやケイタイから離れて、ペンを執ってみるのもいいかもしれませんね。