どんなにきみがすきだかあててごらん(評論社)
日本語版刊行30周年♪想いのつよさをくらべっこ♥
もうなかないよ、クリズラ(冨山房)
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7件見つかりました
ロマンチックな絵が魅力的な作者です。 でも、この絵本はいつものゴージャスさが少ないですが、それでも素敵です。 このような展開のおはなしは、昔話にはよくあります。 その国のカラーで、猫だったりねずみだったりします。 おもしろいなと思います。 魔法をかけられても、自分でなんとかして魔法を解こうと前向きな白猫(むすめ)が幸せなラストですっきりします。
投稿日:2007/11/21
エロール・ル・カインの作品は、『踊る12人のおひめさま』『いばらひめ』、『シンデレラ』など、大好きなものばかりなので、こちらも読むのが楽しみでした。 王子が本当に愛する人に出会う、ロマンチックなお話です。 気品あるネコがとてもチャーミングで引きつけられました。 ねこ好きの方にプレゼントしたいなと思いました。
投稿日:2023/02/01
末の王子のお嫁さん候補の白猫を連れてきた王子の、 「父上。たしかに猫です。けれどもわたしは、この猫を愛していま す。妻にしようとおもいます」 の言葉にうっとりしました。何度も何度も読みました。 王様にならなくても、白猫のままでも状況は変わらずにいたと 思いましたが、悪い妖精に魔法をかけられていたのが、王子の 愛で魔法が解け、元の姿に戻ることが出来たので、そのロマンが 嬉しかったです。 王様は、 「あなたこそ、この世でいちばん美しい娘だ。 さあ、妃となって、息子とともに王位につくがよい」 末の王子はといえば、あまりの喜びに、ひとことも口を きくことができませんでした。」 の、エンドが素敵で余韻まで楽しめました。
投稿日:2019/06/02
この絵本ほど、絵のちからをはっきり感じたことはありません。 王さまに3人の王子がいて、王位を誰に譲るかを決めるために、王子たちに問題を課します。 まずは、この世で一番賢い犬を連れてきたもの。決着はつきません。文面からも絵からもすんなり納得。 つぎに、この世で一番美しいお后と結婚したもの。最後のページを見て、その美しさにはっと魅せられました。上の王子のお后もなかの王子のお后もきれいだと思わせておいて、なお、末の王子のお后にかなわないのは、一目瞭然です。 こんなに絵で納得させられるのは、やはりエロール・ル・カインの絵のちからのなせる技ですね。 娘も気に入り、読み返しています。 中川千尋さんの訳も気に入っており、しばらく、このコンビの絵本をすこしずつ読んでいければと思っています。
投稿日:2016/11/10
ル・カインは、猫を描くとそれだけで気品を感じる作家です。 物語もとてもロマンチック。 猫に恋した末の弟は、相手が猫のままでも良かったのかも知れません。 弟自身がどことなく猫に似ていると思いました。 二人のお兄さんも決して不幸せではないのですが、ちょっと扱いがかわいそう。 恋心を感じはじめた世代にお薦めの絵本です。
投稿日:2015/03/18
以前、『きらぼしひめの物語 ほか おひめさまが いっぱいの物語』という絵本を読ませて頂いたのですが、その中の“カエルのおひめさま”というお話に似た作品でございましたが、こういった、お話は、最後の最後まで目が離せない!テンポの良さとドンデン返しが、安心してワクワクしながら読む事の出来る作品ですね(o^_^o) 再話ですので、こちらの作品の方が、原作よりもイラストといい、柔らかい内容になっていると感じました(o^_^o)原作の方では、白猫にどうしてなってしまったのか等、眠れぬ森の美女にも似た展開のお話でございまして(..;)個人的には、こちらの再話の作品の方が、小さなお子様にも安心して楽しめる作品だと思いました(o^_^o) 夢のある素敵なお話です♪おすすめ。
投稿日:2006/06/22
無性にエロール・ル・カインの絵本が読みたくなり、図書館で探したところ、この本を見つけました。 偶然なのですが、子どもの頃読んだ時に、なぜか途中でページが欠落していたため、結末がわからなかったお話だったのです。 カインの作品である上に、何十年も気になっていたお話の結末がわかり、幸せなことに、一冊で二度の喜びを味わってしまいました。 さて、今回のカインは、私の知っている幻想的な香りが減り、脇役の絵や動きにコミカルな色が出ています。それはそれで、また素敵な絵になっています。特に最後に姿を現した娘の何と美しく神々しいこと!もう時間を忘れてうっとりと見入ってしまうほどです。 お話も白猫の聡明さが光り、定番の三番目の息子が成功を納める話に花を添えています。 ただ、私としては、末の息子が、白猫を花嫁にすることにもう少し積極的な態度を見せてくれると嬉しかったのですが。お人よしで気が弱く、人の言いなりになっているうちに事態が好転したという感じが強いのです。 でも、これほど聡明でしっかり者の娘には、このくらい気の弱い王子が合うのかもしれませんね。
投稿日:2006/04/22
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