リビーはママに嘘をついてしまいました。飼い馬の世話をしたかどうか聞かれて、「やったわ。」
世話をしなかった事、嘘をついた事。すぐにばれておしおき二つ。
でも本当の事を言って気持が楽になった。だから、これからは本当の事を言わなくちゃ。
「くつしたにあながあいているわよ」「先生!!ウィリーは宿題を
やってないって」「お庭がジャングルみたい」って…
そのほかにも友達の失敗や知られたくない本当の事を周りの人たちに
言い続けます。
その結果当然、のけものになってしまいました。
「モラルとマナーは違うんだよ。」娘の中学時代の先生の言葉ですが、
正にそれを見事に絵にした作品です。
本当の事は時に耳が痛くて、受け入れがたい事もある。必要最低限の人たちだけが知っていればいいって場合もある。
じゃあどうすればいい?
ママのアドバイスがリビーの心に沁みるのです。
余計な本当の事を言う子ばかりでなく、逆に「嫌われたくない症候群」で本当の事を言わなくなっている現代っ子にも読んでほしいです。