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どうぶつのわかっていること・わかっていないこと(小学館集英社プロダクション)

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ほんとうのことを いってもいいの?自信を持っておすすめしたい みんなの声

ほんとうのことを いってもいいの? 作:パトリシア・C・マキサック
絵:ジゼル・ポター
訳:福本 由紀子
出版社:BL出版 BL出版の特集ページがあります!
税込価格:\1,540
発行日:2002年
ISBN:9784892385605
評価スコア 4.59
評価ランキング 5,350
みんなの声 総数 31
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  • 口にしていいこと

    子供がまだ小さいうちは
    「嘘をついても神様は見ているよ」などといい
    嘘をつくことは悪いことと教えるけれど
    大きくなるに連れて
    なんでも正直に心の中を言葉にしていいとは限らない場面が増えてきます。
    人を傷つけてしまう言葉は
    たとえ本当のことでも、ストレートに伝えてはダメで
    同じ意味でも「伝え方がある」ということを
    この本は教えてくれます。

    あぁあるあるという具体的な場面のオンパレードなので
    そのまま実践に役立つ一冊といえるでしょう。

    投稿日:2014/06/20

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    3
  • どうしてそんな事を言うの?

    • たれ耳ウサギさん
    • 40代
    • ママ
    • 群馬県
    • 女の子20歳、女の子18歳、女の子16歳

    リビーはママに嘘をついてしまいました。飼い馬の世話をしたかどうか聞かれて、「やったわ。」
    世話をしなかった事、嘘をついた事。すぐにばれておしおき二つ。
    でも本当の事を言って気持が楽になった。だから、これからは本当の事を言わなくちゃ。
    「くつしたにあながあいているわよ」「先生!!ウィリーは宿題を
    やってないって」「お庭がジャングルみたい」って…
    そのほかにも友達の失敗や知られたくない本当の事を周りの人たちに
    言い続けます。
    その結果当然、のけものになってしまいました。

    「モラルとマナーは違うんだよ。」娘の中学時代の先生の言葉ですが、
    正にそれを見事に絵にした作品です。

    本当の事は時に耳が痛くて、受け入れがたい事もある。必要最低限の人たちだけが知っていればいいって場合もある。
    じゃあどうすればいい?
    ママのアドバイスがリビーの心に沁みるのです。

    余計な本当の事を言う子ばかりでなく、逆に「嫌われたくない症候群」で本当の事を言わなくなっている現代っ子にも読んでほしいです。

    投稿日:2011/05/21

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    3
  • 正直なだけでいいの?

    お母さんにウソをつき苦しい経験をしたリピー。これから本当のことだけを言おうと誓ったのですが、本当のことを言うたびに周りの人たちは不機嫌になってしまいます。

    主人公のリピーは、かつての息子の姿そのものでした。息子もかなりの正直者(笑)で、「ぼくは、親切に教えてあげたのに…」と、やはりリピーと同じく混乱していました。そんな時は、親がどんなに易しく説明したつもりでも理解までにはほど遠い感じでした。

    この本は、ただ正直(本当のこと)に言うだけでは、相手を傷つけることもあるんだよ。正直+α(思いやる気持ち)がとても大切なんだよ。
    と、親(私)が本当に伝えたかったことが、わかりやすく描かれています。きっと、子供も親から言われるより すんなり理解できるのではないでしょうか。

    投稿日:2009/06/05

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    3
  • お母さんとリビーの関係がよいので。

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子16歳、女の子11歳

    絵の構成の取り方が私の好きな『ローレンチャイルド』さんと似ています。
    決して、そっくりではなのですが、遊び心的な絵の表現方法が似ていると、感じるのかもしれません。
    ストーリーはどちらかというと教育的な内容なので、「この絵本を子どもたちの人間関係のために」みたいに力を込めて読み聞かせなどで使うと、聞き手の子どもたちには楽しく思えないかもしれないので、大人が子どもに読むときは、変に諭すような物言いをしないで、淡々と物語を追ってあげてほしいです。

    リビーが「本当のことを言う」ということ自体に悩んだ時の、お母さんのアドバイスが素敵でした。
    主人公のリビーのお母さんとリビーとの関係が上手くいっているから、こういう親子の会話が生まれるのだろうな。『母としてリビーのお母さんを見習わなくちゃ』と、思いました。
    読み聞かせなどに使うときは小学校3年生以上中学生くらいの子さんにいかがでしょう?

    投稿日:2011/08/07

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    2
  • リビーはお母さんに嘘を言って お母さんから注意されると 涙を浮かべ もう嘘を言わないと反省するところは 良いことです
    でも・・・・ お友達の気持ちになることは 忘れていましたね
    嘘をつかずになんでも 正直に言うこと   でも・・・・ 時と場合を考えて  人の子持ちを考えて 言い方を考えると言うことは 友達から無視されてはじめて   あれ? 自分は正しいと思っていたのにおかしいときがつくのです
    そして 自分もおばさんから ウマのオルボスのことを 悪く言われて気づくのです
    相手の気持ちを考えることが大切なことを学のです
    人が お互いに気持ちよくつきあうことっては 人間関係にとって大切ですね
    リビーはこうして成長していくのですね

    投稿日:2016/10/01

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    1
  • 優しい気持ち

    • らずもねさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子7歳、男の子5歳

    うそをついてお母さんにおこられてから
    本当のことだけを言うことにしたリピー。
    でもリピーが本当のことをストレートに言うことで
    いろんな人が傷ついたり、かなしんだり、怒ったりします。

    嘘をつくこと=わるいことであれば
    本当のことを言うこと=いいことのはずです。
    でもリピーが本当のことをいうことトラブルが起こるのです。
    どうしてなんだろう?と読みながら
    こどもも大人も考えてしまいます。

    言い方が悪かったり
    いじわるな気持ちがあったりすると本当のことを言われても
    嫌な気持ちになってしまうのです。
    この絵本を読んで
    それがわかって「よいわるい」の二極で考えるのでなく
    相手の気持ちをもっと複雑に感じ取る力がアップしたような気がします。

    投稿日:2014/10/22

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    1
  • 親も一緒に読んで欲しい♪

    お母さんに嘘をついてしまってからリビーは本当のことだけを言おうと心に誓いました。
    次の日から友達のミスや欠点を正直に話すようになり…
    しだいに友達は離れて行きました。
    親は子供が嘘をつくと当然、怒ります。
    でも、すべて正直に話していたら絶対リビーのように孤立してしまいます。
    では、どうすればいいでしょうか?
    小学校低学年にはよくある事なので是非その子たちに読んであげたいです。私の子も何度も読んでとこの本を持ってきました。

    投稿日:2010/07/29

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    1
  • どうすればいいかを考える

    • ねがいさん
    • 30代
    • ママ
    • 大阪府
    • 女の子7歳、男の子3歳

    この絵本を読んで、すごく難しい問題だなあと思いました。
    正直に言うことが悪いわけではなくて、状況をみてほしいってこと。

    子どもって、悪気はなくても思ったことがすぐに口に出ることがあって、
    一緒にいるとすごく焦る時があります。
    つい、勢いで叱ってしまうのですが、そうすると今度は言ってくれなく
    なっちゃうんじゃないかと思ったり。
    あったことを報告してくれること、思ったことを言うことは悪いことでは
    ないので、やはり対応する側も、どうすれば良かったかということを、
    一緒に考えたり冷静に伝えたりしないといけないんだなあと、
    私自身を振り返る良い機会が持てました。

    投稿日:2008/10/31

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    1
  • 大人のこころにも響く本

    リビーと言う女の子はお母さんにウソをついて怒られたことをきっかけにこれからは本当の事をだけを言うことに決めた。

    学校へ行った女の子はお友達に色々な本当の事をいう。過去の失敗の事や知られたら恥ずかしい事など...

    言われたお友達は本当のことではあるけどみんなには知られたくはなかったことや恥ずかしいことだったりして友達はトビーから遠ざかってしまう。

    悩んだトビーはお母さんに相談する。お母さんは本当の事を言うにも伝えて方や思いやりが必要だと伝える。

    大人になると本当の事は言わない...
    相手の事を思いやりながら本当の事をいうことは大人にとっても必要なことなのではないかと逆に言うことの大切さにも気付かされる本だと思った。

    投稿日:2022/09/10

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  • この本を読ませて頂いて、とても感動しました。これは人生で大切なことを教えてくれます。この本を読んでいると、全部ほんとうのことを言っていいわけではない、相手への思いやりが大切だということを、あらためて考えさせてくれます。この本は何度も繰り返し読んで、しっかり頭に入れたほうがいいと思います。

    投稿日:2022/07/30

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