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ちいさな魔女リトラ自信を持っておすすめしたい みんなの声

ちいさな魔女リトラ 作・絵:広野 多珂子
出版社:福音館書店
税込価格:\1,540
発行日:2001年
ISBN:9784834017601
評価スコア 4.55
評価ランキング 6,713
みんなの声 総数 21
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自信を持っておすすめしたい みんなの声から

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  • 実は優しいかもしれないリトラ

    トーマとお母さんは、小さな畑でできた野菜を売って暮らしています。
    トーマとお母さんは、いつもいっしょ。
    畑仕事をするときも街の市場に野菜を売りに行くときも、いつでもどこでもいっしょです。
    そんなある日、お母さんが高い熱を出して寝込んでしまいました。
    野菜を売ったお金で医者に診てもらいたいけれど、畑にはメロンが一つしかありません。
    それならと、薬作りが得意な魔女リトラにお願いしようと、彼女の好物であるメロンを持って、トーマは一人で山に向かいました。

    トーマは、メロンを差し出してリトラにお願いします。
    でも、リトラは断ります。
    なぜならリトラは、人が困ったり悲しんだりするのを見るのが大好きだからです。



    文章だけに注目すると、リトラは確かにいじわるな魔女です。
    でも、描かれている絵に注目すると、
    そうとも言い切れない。
    と思えてくるのです。
    だって、トーマとお母さんを空の上から見つめているリトラが、こちらのページやあちらのページに見つけることができるからです。

    小さなお子さんから大人まで楽しめる、とても魅力的な絵本です。

    投稿日:2020/10/30

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  • 絵が美しい

    とにかくこの絵本、サイズがとても大きいんです。
    一般的な絵本の1.5?2倍はあるのではないでしょうか。
    読み聞かせをするにはやや辛いのですが、絵がとにかく素晴らしいので、この大きなサイズで見ることが出来るのは贅沢だなと思います。
    トーマはお母さんが病気になってしまい、どんな病気でも治してしまう魔女のもとを訪ねます。
    この魔女が意地悪で簡単には薬を作ってくれません。
    おもしろいことをしたら作ってあげてもいい、と言われ、トーマはある場所に連れていきますが…。

    おうちの内装、お花、市場、そして豊かな表情の登場人物、本当にどれをとってもじっくり見入ってしまう美しさ。広野さんの絵は本当に素敵です。

    投稿日:2020/10/12

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  • 隅々まで楽しめる絵本

    お母さんの病気を治すために、魔女に薬を作ってもらいに…。
    お話もいいのですが、絵の細部に描かれた虫や花や動物たちを見ているだけでも、楽しくなってくる絵本です。
    とてもこだわりをもって描かれた絵。
    どこか魔女の宅急便につながる、ファンタジックな世界を感じました。

    投稿日:2016/03/14

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  • 魔女はかっこいい!

    絵がとっても気に入っています!
    薄暗い森はとっても不気味で美しくて、引き込まれます。魔女の家もオシャレで細かいところまで、じっくり眺めたくなります。

    魔女さんはというと、見た目は小さくて可愛らしいけど、性格はやっぱり性悪(笑)
    人の不幸が大好き!という感じです。

    お母さんの病気に効く薬を作ってもらおうと、魔女のリトラの家にやってきたトーマ。
    しかしリトラは、おもしろいことをしないと薬は作らない!と言います…。

    リトラ、意地悪なくせに約束はちゃんと守るんですね(笑)
    やっぱり魔女はかっこいい!憧れです!!

    その後、トーマのとっておきの場所がリトラのお気に入りになってるのが、とっても微笑ましかったです。

    投稿日:2014/02/23

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  • とっても素敵な絵

    5歳長女に私が借りてきた絵本です。とにかく絵が素敵。長女は絵を見て「お花図巻の絵みたい」と言いました。

    お母さんが病気になってしまったトーマくんが、魔女に薬を作ってもらおうと魔女に会いにいくお話です。でもその魔女は「面白いことをしてくれたら薬を作ってあげる」と言います。思わぬことから魔女が笑うようなことが起こります。ちょっと意地悪な魔女に初めは長女も怒っていましたが、最後は「良かったねー」と安心していました。

    それにしても絵が素敵過ぎる絵本です。購入したいなと思っています。

    投稿日:2013/08/02

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  • 絵もお話も素敵です!!

    本屋さんで偶然見つけたのですが、息子も私も一目みただけで絵が気に入り購入しました。広野さんのことは全く知らなく購入したのですが・・・本当に素敵な絵だし、お話も素敵でお勧めです。息子は魔女が気に入り私は男の子が気に入りました!!とても良かったので広野さんの他の絵本も購入してみようと思ってます。

    投稿日:2012/03/07

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  • 絵がとっても素敵でした

    トーマとおかあさんは、小さな畑で野菜を作りながら暮らしています。
    ある日、おかあさんは病気になってしまいした。
    トーマは、とんがり山の森に住む、薬を作るのが上手な魔女に会いに行くことにしました。
    やっと会えた魔女リトラは、小さなおばあさんでちょっと意地悪な感じで、トーマのお願いもすぐには聞き入れてくれませんでしたが・・・
    草原や、魔女の家の中、暗い森の中、街の景色が、とても細かく描かれています。
    特に魔女の家の中と街の市場は、じっくり見ていて飽きません。
    お話もほのぼのとして良かったですが、何といっても絵が素晴らしかったです。

    投稿日:2011/11/05

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  • とにかく絵が素晴らしい!!

    • しいら☆さん
    • 40代
    • ママ
    • 宮城県
    • 男の子19歳

    すごい!緻密な絵にびっくり!!
    花や家財道具とか、本物みたい

    トーマの純真さに比べ
    リトラって、意地悪ばあさんみたい・・・

    でも、よ〜く見ると
    最初のページから小さくリトラが描かれ
    見守っている感じなんで
    もしかしたら
    口が悪いだけで
    気持ちはやさしいのかな?

    ただ、頼むだけではなくて
    たくさん薬になりそうな草花を摘んで
    暗いとんがりやまのもりを行くトーマの
    勇気にも拍手です

    「ばかばかしい」って言ってたくせに
    本を閉じると
    やってるじゃん!みたいな
    にくめない魔女ですね

    いろいろな草花、動物、昆虫・・・
    素晴らしい描写に溜息が出ます

    投稿日:2011/07/04

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  • ちょっと変わった魔女さん

    • おしんさん
    • 40代
    • ママ
    • 鹿児島県
    • 男の子23歳、女の子21歳、男の子18歳

    トーマとおかあさんは、ちいさな畑で野菜を作りながら暮らしています。ある日、おかあさんは病気になってしまいした。畑の野菜を売って薬を買いにいこうと思ったのですが、メロンがひとつしかありません。そこで、とんがり山の森の魔女に薬を作ってもらおうと出かけていきました。

    少し、大きめの絵本で、畑や森の描写がとってもきれいです。魔女の家にいく途中の森の様子が、明るい森とは対照的で、ページをめくったとたん、違う世界へ引き込まれてしまいました。
    やっと会えた魔女が、ちょっと変わった人で、人が困ったり悲しんだりするのを見るのが好きなんて、困ったお人です。トーマのお願いにも、すぐには聞き入れようともしないで、本当に困ったものです。
    母親を思うひとすじの気持ちに、胸が熱くなりました。

    投稿日:2010/08/11

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  • 娘にもほおずりしたくなる

    「ねぼすけスーザ」のシリーズにはまっている娘が喜ぶだろうと思い、図書館で借りてきた本ですが、まず本の大きさに驚きました!この物語の舞台もまた、スーザと同じくスペインでしょうか?なだらかな丘と、色鮮やかな花々が印象的です。トーマが、お母さんの病気を治してもらおうと、リトラに薬を作ってもらいに行くのですが、「くすりはつくってやらないよ。ひとがこまったり、かなしんだりするのをみるのが、だいすきだからね」と、リトラ。娘は、「人が悲しいのは、楽しいことじゃないよね。いじわるな魔女はいやだよね」と、このせりふに納得のいかない様子。でも、リトラの薬がよく効いて、お母さんの病気が治ったときには、トーマと同じくらい嬉しそうな顔をして喜びました。「ねぼすけスーザ」もそうですが、最後にはいつも、ほおずりをいっぱいする場面が、とても微笑ましく、温かい気持ちになります。

    投稿日:2008/02/22

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