とても美しい絵本です。
静かに静かに 本の中へ 引き込まれていきます。
生きていくこととは・・?
答えがないようだけれど 自分で心のなかで考えるような
とても静かで・・ 静かに水の波紋のように広がっていく絵本だと思います。
サソリの生き方。
カンパネルラの生き方。
誰かのために 何かできるということ。
どのように 娘がうけとめて考えているのかはわかりません。
母としては 何としてもそれでもどんなことがあっても
生きていてほしい って思うのだけど。
そんなことを思いながらも 結構読み聞かせをすると時間をとるのですが
「読んで」
と持ってくる小学3年生の娘に 持ってくる間は一緒に読んでいきたいなぁ
なんて こっそり願っている母なのでした。