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魔術師アブドゥル・ガサツィの庭園自信を持っておすすめしたい みんなの声

魔術師アブドゥル・ガサツィの庭園 作・絵:クリス・ヴァン・オールズバーグ
訳:村上 春樹
出版社:あすなろ書房 あすなろ書房の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:2005年09月
ISBN:9784751522806
評価スコア 4.3
評価ランキング 20,426
みんなの声 総数 22
「魔術師アブドゥル・ガサツィの庭園」は現在購入できません
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  • オールズバーグさんの術中にはまっていた

     上手いな〜!
     表紙絵のトリミングされた庭木郡とタイトルの“魔術師”&“庭園”。
     ただ者の庭じゃない雰囲気が漂っています。
     
     絵はお馴染みのモノクロ。
     えもいわれぬ世界の入り口を感じさせてくれます。
     
     この作品は、絵のみならずお話の構成が良い。
     イライラさせられる躾のなっていないブルテリア犬フリッツ。
     読んでいて、この犬のお守りに最初から手こずらされそうな主人公アラン・ミッツ少年が心配でした。
     これが伏線となって、いよいよ昼寝後の散歩でアランが目にする“引退した魔術師アブドゥル・ガサツィ”の敷地入り口の立て札。
     ここから、どれだけ広い敷地に住んでいるのだろうと呆れます。
     と同時に、これだけの敷地の住人であると言うことは、相当の名だたる魔術師であったと、憶測を深めさせられます。
     見事にオールズバーグさんの術中にはまっていたのです。

     アランの制止を聞かずガサツィ氏の敷地に、入り込んでしまう分別の無いフリッツと責任感から焦るアランの対照的な様子。
     そして、ガサツィ邸正面の描かれたページの威圧感。
     迎い入れるガサツィ氏の存在感。
     子どものアランにおもねることもない計り知れぬ不気味さ。
     ひたひたと恐怖感が忍び寄ってきます。

     後半のアランの心情を思うと気の毒でなりません。
     そして、ラストでまたやられました。
     私は、魔術師の力を信じます。
     皆さんは如何でしょうか?

     このオールズバーグさんの作品も虚を衝かれるエンディングに、最終ページをなかなか閉じられませんでした。

    投稿日:2010/11/18

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    1
  • イラストも美しい。

    絵本の醍醐味ともいえる不思議なお話で引き込まれました。
    クリスヴァンオールズバーグさんの描くイラストが,とても神秘的で美しく見入ってしまう絵本に思いました。
    子供だけでなく大人も楽しめる絵本ではないでしょうか。

    投稿日:2018/10/12

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  • 不思議な絵本

    美術に疎い私は、ここでのレビューを見るまで、オールズバーグという名を聞いたこともありませんでした。
    多くの絵本の中から手に取り、絵が素敵だというだけで読みました。
    村上春樹さんの訳だったのですね。
    寝る前にベッドライトの中で、静かに読み聞かせるにはぴったりの絵本です。
    不思議な世界に引き込まれたまま眠りにつき、不思議な夢を見られるような、良い絵本です。

    投稿日:2018/09/25

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  • 世界観を盛り上げるイラスト

    文字が多いので、自分でスムーズに文章を読むことのできる年齢のお子さん向けかと思います。
    少々不気味なイラストが、おはなしの世界観を盛り上げており
    大人のわたしが読んで、とても楽しむことが出来ました。
    この作者さんの作品を、たくさん読みたいです。

    投稿日:2018/08/16

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  • 余韻がたまらない

    • こりえ♪さん
    • 30代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 女の子2歳

    「犬を庭園の中に入れてはいけません」
    元魔術師のこの言葉。
    もし入ってしまったらどうなるのか、気になってしまいますよね。

    やんちゃな犬フリッツを預かることになった少年アラン。
    フリッツを追いかけて、この庭園に入ってしまいます。

    オールズバーグならではの余韻がたまりません。
    あれはやっぱり魔法だったのか。
    そうともとれるし、そうじゃないとも考えられます。
    どちらかといえば前者よりで、それは同じオールズバーグ作品の「西風号の遭難」でも同じようなにおわせ方のラストでした。

    そして、魔法だったとしたら、最初からあの元魔術師は魔法のとける時期を分かっていたのか。
    いろいろ考えるのがまた楽しいです。

    投稿日:2009/04/13

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  • 思いの外、大うけ!?

    • ねがいさん
    • 30代
    • ママ
    • 大阪府
    • 女の子7歳、男の子3歳

    図書館に行くたびに気になっていた「魔術師アブドゥル・ガサツィの庭園」。
    オールズバーグの絵は好きなのですが、どこか不気味な雰囲気に、腰が引けて
    なかなか借りるまで至りませんでした。

    この絵本を自分で黙読した時は、「ん?」と腑に落ちなかったのですが、
    2度目で「ああ!」。
    オチが良いです!
    そこを娘がどう捉えるかも楽しみにしながら、一緒に読みました。

    絵は美しいけれど、そんなに面白おかしい話でもないかなと思っていたら、
    思いの外、大うけ。
    犬のフリッツが何にでも噛みつくところがおかしかったようです。
    何歳になっても単純だな〜なんて、あきれつつも嬉しかったり。

    そして最後の最後。
    娘は「やっぱり魔法だったんだ〜」とすごく嬉しそうな顔をしていました。
    私は最初、反対のとらえ方をしていたので、そうなのかとちょっとビックリ。
    ここで素直に魔法と見ることができなかった自分って、どっぷり大人の考え方
    なのかな〜としみじみ思いました。

    読んでいて、導入部分が少しややこしいなと感じましたが、全体的には
    すごく楽しめました。

    投稿日:2008/08/25

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  • 表紙のお庭に魅せられました。

    • 梨華さん
    • 30代
    • その他の方
    • 北海道

    この表紙の庭園のイラストが、昔、祖父が庭造りが好きな人だった事を思い出し、きっとお庭の素敵な様子が拝見出来るお話だと思って手に取らせて頂きました。
    ですが、お話の主人公は責任感の強い少年アランとわんぱく三昧の困ったちゃんのブルテリアのフリッツの1日を物語としたものでした。
    以前、ブルテリアって人気が出た事がありましたよね。
     この犬は、元々は、狩猟用で気性が荒いと聞いていた事があったのですが、犬の性格にもよりますよね。
    アラン君の気持ちを考えると、ドキドキ・ハラハラ!
    何て困らせ屋のワンちゃんなんでしょう。
    ラストのシーンは、一安心!?ちゃんとしたオチがあって、素敵でした。
    アラン君、お留守番お疲れ様でした。最後に一言、言ってあげたくなってしまうお話でした。

    投稿日:2006/06/03

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    0
  • 不思議な世界観に惹き込まれます

    • はなしんさん
    • 30代
    • ママ
    • 千葉県
    • 女の子8歳、男の子6歳

    オールスバーグの描く緻密な絵は、まるで実写版のドラマを見ているような美しさで、見るものをうっとりとさせてくれます。大人が見ても、見ごたえは充分です。
    物語は、噛み癖のある犬を一日預かる事になってしまった少年の不思議な体験です。
    犬を追いかけて、その名もいかにも怪しげなアブドゥル・ガザツィという魔術師の「犬おことわり」の庭園に迷い込んでしまい、恐ろしい体験をしてしまいます。
    この不思議な世界観は、オールスバーグならでわ。
    はたして犬は、無事連れ戻せるのでしょうか・・・。
    ハラハラドキドキの展開です。

    投稿日:2006/01/30

    参考になりました
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