数日前、「のはらひめ」という絵本を読んだとき、世界各国のたくさんのおひめさまの名前が並んでいるページがあり、その中にいくつか知らないおひめさまを見つけて興味を持った娘に、この絵本をプレゼントしました。
「ねむりひめ」のお話は読んだことがありましたが、グリム童話の原典に忠実な絵本を1度読んでおきたいと思ったので、中世風の衣装や建築様式まで見事に再現されているエロール・ル・カインの絵を選びました。
本当にため息が漏れるほどの美しさ。
娘も、ページを開くなり、「わあ、きれい!」と感嘆の声を上げていました。
お姫様の衣装だけでなく、文章を縁取る細やかなデザインまで、本当にどこをとっても美しく、華やかで、それでいて、とても繊細な色使いと描写で、大人も子どもも見る者すべての心を魅了してくれます。