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きょうりゅうのわかっていること・わかっていないこと(小学館集英社プロダクション)
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原田泰治さんの描く日本のふるさとの情景が浮かんでくるような作品。石井桃子さんの文章も耳に心地よく、とても穏やかな気持ちになれます。お話自体は短く、決して派手さはないけれど、「やかまし村の春・夏・秋・冬」の日本版とでも言えるような絵本です。 大人も子どもも季節を五感で感じながら生きていた時代。春には春の、秋には秋の楽しみがあり、そのすべてが四季の自然や行事と結びついていたんですね。そんな中で、のびのびと、感受性豊かに育っていく子どもたち。大切なことはみんな周りの人たちや自然が教えてくれていたんだな、と思います。 海外で生まれ育った娘には、「じゅうばこ」や「むしろ」など、初めて聞く言葉もあり、私たち大人が読むのと違って、懐かしさよりも真新しさを感じたかもしれませんが、昔も今も変わらぬ子どもたちの元気な姿には、くすくす笑いながら共鳴していたようです。 囲炉裏端はなくなっても、リビングに家族が集う時間、大切にしたいですね。
投稿日:2010/11/23
古き良き時代の子どもの姿が生き生きと描かれていると思いました。 たけちゃんがなしを独り占めしようとして、木に登ってしまうところは、おもしろかったです。 時代が変わっても、子どもの気持ちや行動はあまり変わらないのでしょうね。 息子も笑っていました。 おばあちゃんが、とても粋で、ままごとにおにぎりを差し入れてくれるのもいいなあと思いました。 特別なことはありませんが、毎日の生活を家族仲良く季節の行事を大切に過ごしているのが、現代から見るととてもぜいたくでうらやましく感じます。
投稿日:2009/05/07
たけちゃんが木にのぼっておりられなくなるのが、おもしろかったです。 「おれのげた、かってくれ」ってさけんだので、おもしろかったです。 ごはんのときは、いかなくて、げたのときに、さけんだからおもいあっておもました。 うんどうかいで、おみせがあるからびっくりしました。 今はないからです。 たけちゃんが、まいごになって、ドキドキしました。 かえれなくなっちゃうのかなあっておもいました。 ろばたが、あたたかそうでいいなあとおもいました。 ぼくも、ろばたでねてみたいです。
私にとってさえ馴染みのない光景ばかりですから、私の子供たちにとっては外国のように見えるのではないでしょうか。家に障子があって、縁側があって……。テレビやコンピュータが現れるずーっと前なんでしょうね。春になって梅の花が咲いたと言ってはみんなで喜び、子供は梅の花をままごとに使います。棒で花を叩いて遊ぶあたり、今の子も昔の子もあまり変わらないようですね。でも、それをたしなめるおばあさんのキャラクターがいいです。春夏秋冬の4話が入っていますが、どれも家族愛と子供時代の明るさで輝いているようです。
投稿日:2006/03/08
1956年出版の絵本に、半世紀以上も経って出会えたことに感動しました。 令和の現在ではありえないことがいっぱい詰まった、昭和20年代の山村の風景です。 懐かしさとともに、自分の原風景を垣間見たようで、人生をしみじみと振り返るきっかけにもなりました。 昭和遺景ですね。 家の近くに梨畑があるので、野生の梨の木がとんでもなく高く育つことに驚きました。
投稿日:2022/01/20
このお話は山での子供たちの様子が描かれていました。春には春の、夏には夏の遊びや過ごす様子があってとっても楽しそうでした。昔ながらの様子を子供に読み聞かせできていい機会でした。うちの子は昔ながらの遊びにこの絵本を通して興味がわいてきたみたいです。
投稿日:2015/06/04
岩波の子どもの本、ってやっぱりいいなあって思いました。 この絵本は小さい頃に読んだかどうか・・ちょっと記憶にはないのですが 小さい頃読んでいたとしても、すでに「今」ではない「もうちょっと昔」の 物語。私の父が小さかった頃の「やまのこどもたち」の物語なのだろうな。 そんな昔の物語ではあるのですが、家族や、まわりの人々との結びつきが しっかりあって、限られた中でのお楽しみがあって、とってもあったかい 暮らしだなあ、いいなあ、とわくわくしてしまうのです。 そう、なんでも手に入るのではない方が、わくわくするのですよね。 おぼんにはく、あたらしいげたを買ってもらうところとか、おとしこしの じゅんびをしているところとか。運動会にみんなで行くのも素敵です。 おばあちゃんが子どもの面倒をみているというのもいいのだよなあ。 私の父が昔、小学生だった頃、おばあちゃんが亡くなった時に「もう学校に 行きたくない」と泣いた・・なんて話まで思い出してしまいました。それだけ 昔は、年寄りと子どもの結びつきは強かったのでしょうね。今もそうありたい けれどな。
投稿日:2011/10/27
雪国で暮らす山の子供たちの様子が画かれています。四季がある日本に生まれて幸せだと思いました。梅の花で春がきた喜ぶを感じるのは、今も変わりませんが、おままごとにおばあさんが、お客様になっておにぎりを持っての参加に嬉しくなりました。なんか、いつもお腹を空かしていたなあなんていう思いがあって、とても温かく思いました。秋の運動会にも露天商が並んでいて、「あっ! 一緒だ!」って、懐かしかったです。運動会の時は、いつも食べれないご馳走を食べたのでやっぱり嬉しかったです。なかなかご馳走を食べれる時代でなかったので、行事があるのをとても愉しみにしていました。懐かしい暮らしは、いつまでも心に残っていていいものだと思いました。
投稿日:2011/02/14
和風「やかまし村」みたいだなぁって思っていたら、こちらで ガーリャさんも全く同じコメントをされていて、うなづいてしまいました。 春夏秋冬の日本の里の風景のなかに響く素朴な子どもたちの声。 日々のうつろいの中にいろんな出来事やハプニングがあり、 そこで健やかに育つ子どもの姿。 うーん、しみじみといい絵本ですね。 この絵本はお友達から「いいよ」と貸していただいたのですが、 我が子も楽しく読んでいました。 小さな子が木から降りれなくなる場面では緊張顔で聞き入り、 おばあさんが「ばか」を連呼するところではゲラゲラ。 (なかなか無いですよね、オトナが「バカ」という絵本は) よーーぉく出汁のでた豚汁みたいな 味わい深い一冊です。
投稿日:2011/01/28
私が小さい頃よく読んでもらった絵本です。 図書館で見つけ、借りて読みました。 すべてのページに見覚えがあります。 美しい絵です。 30年以上前ですが、昔の話?という感覚で 読んでもらったと思うのですが、 たけちゃんをはじめとする子どもたちのすることといったら 今とあまり変わらないような気がします。 東北の農村の子どもの春夏秋冬の暮らしがいきいきと 書いてあって、今自分の子どもに読み聞かせてもきっと わくわくするだろうなと思いました。
投稿日:2008/07/13
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