幼いくまの子の日常生活を描いたシリーズの「身じたく」編です。
くまの子が、シャツを履いてみせ、
『どうすれば いいのかな?』
と、考えて【シャツは着るもの】と納得します。
パンツ・帽子・靴も間違って身につけ、その度に、
『どうすればいいのかな?』
と、考えます。
『じぶんで!自分で!』
が、口癖だった娘は、着替えをする時、
『どうする?どうする!・・・・』
と言いながら、一生懸命やっていました。
きっと、くまの子といっしょに頑張ってる気分だったのでしょうね。
この本の、くまの子のおかげで、母は苦労(?)せずに済んだのでは・・・。
余計なものが一切ない絵と、簡単な言葉の繰り返しは、幼い心をとらえるのでしょう。
くまの子と一緒に体験し、共感できる絵本です。