このお話は朝鮮半島では有名な昔話なんだそうです。
でも、日本にも同じような筋の昔話が伝わっていますよね?
喉元まで出来てきているのに題名が思い出せません!
少し前に誰かのお話会で聞いた記憶があります。
日本に伝わっているのも、(少なくとも私が聞いた話では)このかえるの話とストーリーの展開はそっくりで、
やっぱり、息子を心配しながら死んでいくお母さんは最後の遺言に逆さまなことを頼んでいて、息子は「かあさんの最後の願いだから」と、いわれた通りに川沿いに墓を作って、雨で川が増水すると心配して泣く。というラストも同じでした。
どうかすると教訓めいていて、聞いている子どもたちが重たく感じてしまう話かもしれませんが、
買えるが主人公で、雨の日に「げろ下呂」泣くのはそういうわけなのよ。と言われてみれば、素直に納得できそうです。
また、キム・ドンソンのかえるの絵がとても素敵です。
ちょっと、ジュリエット・キーブスの「ゆかいなかえる」を思い出しました。
特に母さんかえるの言うことを聞かないで、歌い方まで逆さにうたっておどけて遊んでいるシーンは、
「ゆかいなかえる」たちが遊んでいるところは、かえるの伸び伸びとした動きが似ている気がします。
読み語るのなら、小学校の低学年から高学年くらいまでお薦めします。