「アリからみると」 みんなの声

虫の本というと真横から映してあったり、上から映してあったり・・・。
でも、この本はアリの目線から見た虫たちのこと。
本には、バッタを下から見た目線、カエルも下から見た目線。
ページいっぱいにアップで写ってる虫たち・・。
すごい迫力で大好きになりました。

アリから見ると彼らの虫の世界はとてつもなく大きいですね。
この写真絵本はアリの目線でご案内。
出会う虫達の写真がかなりの迫力です。
一体全体どうやって撮影されたのでしょう？
アリにカメラ付けてるの？って聞いてきた子供、
案外そうなのかもね。そうだと面白いね。
アリは毎日こんな大きな虫たち相手に怖くないんでしょうか？
虫が大好きなお子さんに。
虫嫌いの親御さん...（なんせ間近で見る虫の顔って
結構怖いので）頑張って一緒に眺めてください。

虫たちの写真絵本なのですが、とにかくご覧ください。
アリになったようなアングルでの虫たちの迫力！
とてもクリアな写真は、本当にリアリティがあります。
もちろん、子ども達の憧れ、カブトムシやクワガタも。
アリさんのコメントもシンプルながら、画面を盛り立ててくれています。
実は写真家の栗林慧さんが特殊なカメラを考案し、可能になったものです。
その試行錯誤の過程やカメラの仕組みは
栗林慧さんの『アリになったカメラマン』を読んでくださいね。

アリから見た世界が、美しい写真で紹介された作品です。

何がすごいかと言うと、この写真がすごいのです！
バッタや蛙、カマキリやカブトムシなどがアリの視点で写されているのですが、体の細かい毛や眼球の小さな筋までしっかりと見ることができ、すごい迫力です。

見ているだけで、今にも襲い掛かられそうな感覚になり、ドキドキしてきます。息子も大興奮でした！

でも、昆虫たちでさえこんな迫力で見えているのですから、アリたちから見た人間はどのように見えているのでしょうね・・・。

タイトルどおりアリからみた世界を写真で見せてくれる本です。娘も私もすごい！！の連続で感動しました。虫がみんな巨大に見えて気持ち悪いですが虫たちの顔がすごくよく分かってこんな顔してるんだとか毛がいっぱい生えてて痛そうとか虫についてこんなに観察できたのは娘も私も初めてです。娘は絵本のかまきりの顔を見ながら絵を描いたり、あとはかまきりは何を食べるの？とか質問攻めにあいました。虫好きでなくても十分楽しめます。