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グリムあかずきん」 みんなの声

グリムあかずきん 作:グリム
絵:リスベート・ツヴェルガー
訳:池田 香代子
出版社:冨山房 冨山房の特集ページがあります!
税込価格:\1,320
発行日:1983年
ISBN:9784572002761
評価スコア 4.42
評価ランキング 12,547
みんなの声 総数 11
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  • 薄暗い雰囲気

    赤ずきんのお話にはたくさんの作家さんの作品があり、どれも個性的なので、色々と読み比べて楽しんでいます。
    こちらは、ツヴェルガーの描く、繊細で美しいイラストで楽しむもの語り。
    薄暗い雰囲気が、怖さを感じます。
    大人も楽しめる作品だと思います。

    投稿日:2023/06/26

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  • 導入部分のお母さんのくどくど言う話が長いのです

    一番最初のページの文章が長くて言い回しがくどくどしているので
    4歳への読み聞かせは難しかったです。

    普段はもっと長い物語でも黙って聞いているので
    なんとなく文体が合わなかったのかな、と感じました。

    後半になるとそんなに多くなくなるのですが
    導入部分のお母さんのくどくど言う話が長いのですね

    でも、短いお話ではカットされがちな
    おばあさんが赤い頭巾を作ってくれた、なんて部分まではいっているのはいいかな?と思いました

    そして思いのほか狼はあっさり死にました。

    投稿日:2018/09/07

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  • 名作

    5歳の息子たちと一緒に読みました。息子たちはグリムやアンデルセンや日本の昔話が好きなようで読みと聞き入ってます。このあかずきんちゃんもなんどか読んだことのあるお話ですがまたまた聞き入ってました。この絵本は他の絵本より絵が少なく文章がおおいように感じました。しかしおばあさんのところに行く理由、お母さんのお話も細かくのっていたのでお話がよりふかくわかったようです。しかしほんとうにオオカミは悪い役ばかりですね。

    投稿日:2014/04/25

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  • 決定版

    私の中での「あかずきん」決定版です。
    アレンジされていない定番のストーリー・美しい絵。
    「あかずきん」の絵本を複数読んでいましたが、こちらが一番だと思いました。
    大人っぽい絵が苦手に感じる人(子供も)もいるかもしれませんが、昔からのお話なので、これくらいの品を感じられる雰囲気があっていると思います。
    文章と絵がわかれているので(本のページ数まで、絵からはずされているんです)、絵の世界を損ねていないことも好ましかったです。

    投稿日:2012/04/20

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  • 少し大きくなった赤ずきん

    同じ物語なのにどうして印象が違うのでしょう。
    この絵本にはツヴェルガーらしい理性と懐古の味わいがあるのです。
    中世をイメージした絵の中で、赤ずきんちゃんは他の絵本より成長した存在です。
    分別もついてきているのでしょう。
    それなのにオオカミの言葉に乗ってしまいました。
    登場するオオカミは狡猾でいかにも悪。
    乙女心の隙間をねらう巧みさを秘めています。
    赤ずきんちゃんが集める花も決して鮮やかなわけでもないので意味深さを感じさせています。
    狩人もおばあちゃんも存在感があります。
    オオカミを退治した後のくつろぎの風景は、他の絵本にはないように思います。
    少し成長した子供向け。
    同じ物語なのに、不思議ですね。

    投稿日:2011/08/18

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  • 美しい

    赤頭巾の絵本を以前にも読んだことがあり親近感が沸いたのでこの絵本を選びました。とても丁寧に細かいところまでしっかりと書き込まれている絵がよいと思いました。日本語訳も素晴らしく、主人公が生きた時代の言葉を尊重して訳してあるのよいと思いました。赤頭巾が愛情たっぷりな性格なので感動しました。

    投稿日:2010/09/13

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  • 大人っぽいあかずきん

    子供の頃、私が読んだことのある『あかずきん』はすっごく安っぽい絵のものでした。それに比べてこれは、丁寧な絵で、かなり私の中のイメージを覆しました。

    一方で日本語訳の文章が丁寧すぎて、小さな子供が理解しやすいとは言えないかもしれません。はじめの場面ではおかあさんが「おばあさん、おからだのぐあいをそこねて、よわってしまわれたでしょう」言っていたり(姑なんでしょうか)、最後にあかずきんが、「おかあさんが、いけませんよって、おっしゃっているのだもの」と言っていたり、あまりしっくりこない尊敬語も使われています。

    また、どのページでもあかずきんが小さく全身が描かれていて、表情はよくわかりません。

    そのような意味で子供受けする絵本ではないかと思いましたが、大人がグリム童話を楽しむには良い絵本だと思います。

    投稿日:2010/08/25

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  • いろいろな教訓

     おなじみのあかずきんです。
     ツヴェルガーさんの描かれるおおかみは、性格がにじみでています。
     あかずきんがお見舞いに持っていったケーキが、けっこう大きいのでびっくりしました。ツヴェルガーさんの遊び心かな、などと思いました。

     いろいろな教訓が盛り込まれていて、あらためてこわいお話だなと感じました。

    投稿日:2010/08/21

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  • 大人も楽しめます

    ツヴェルガーの絵本を紹介してくださる方がいて読んでみた本です。

    色遣いも落ち着いていますし、静かな大人っぽい絵だなあと思います。

    何といっても、表紙のおおかみが印象的です。

    おおかみが小首をかしげながらしなを作ってかわいらしげな格好をしているからです。

    おばあさんがおおなみのお腹から出てくるところも印象に残りました。

    あかずきんちゃんは、おおかみが悪いけものというのは知らなかったんですね。

    他の本ではどうなっていたか読んでみたいと思いました。

    ツヴェルガー、落ち着いた絵なので大人も楽しめます。

    投稿日:2009/09/15

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  • ちょっと大きい子向きかもだけど

    • ほしのさん
    • 30代
    • ママ
    • 広島県
    • 女の子3歳、男の子1歳

    あかずきんは、数多くの本が出ていますね。
    いろいろ悩みましたが、全くの私の趣味を優先させて、ツヴェルガーのものを選びました。
    絵は美しいです。説明されすぎず、柔らかく淡い色合いが素晴らしいです。

    多くのあかずきん絵本で、被っているのが防空頭巾のようなものであるのに対し、この絵本では、帽子なんです。でも、グリムのドイツ語の原題からすると、この絵本の帽子が忠実なのかな、と感じています。

    絵も、面白いですね。
    先に他の方がレビューで書かれていますが、おばあさんがひっぱり出されている所の絵なんです。
    また、おばあさんの家であかずきんがおおかみと対面している所も、おおかみの後ろから描かれているので、こんな構図も珍しいのかな? 昔、私が読んだものは、あかずきんの後ろから描かれていておおかみの顔が見えるものだったので。

    ただ、最初にページを開いたとき、「字が多い」と思いました。
    最初のページが特に多く、次のページはそこそこに多く、後は程よいです。
    出版社さんのサイトを見ると、小学校低学年が対象年齢なので、うちは早過ぎたんですね。3歳なので、今までそういう絵本を読んで来たので、仕方ないかなと思います。
    対象年齢が高い本を読み慣れている方には、普通かもしれません。
    でも、娘は気に入っているようで、何度も読んでと持っては来ます。

    大人が、画集のような形で所有できるような美しい絵の絵本でもあります。

    投稿日:2009/04/02

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