まず、足の指が主人公になっているというところがスゴイ!
しかも、ありきたりなお父さん指、お母さん指・・という家族の話ではなくて、親指が小指に恋するお話。
もう最初から最後まで突っ込みどころ満載で、これぞ二宮ワールド!という感じがたまらなく面白かったです。
つい相手をじっと目で追ってしまう恋の始まりから、告白のドキドキ感。
それも、親指から人差し指、中指から薬指・・と伝言してもらうところとか、じれったいようでくすぐったいようで。
他にも、足の指ならではの悩みや葛藤があったりして、なんとも可愛らしい恋のお話でした(^^)
村上さんの挿絵も、ほのぼのとして素敵ですね〜!
思わず自分の足の指を見つめてしまった、楽しくて可愛らしい絵本です。