「あめふりさんぽ」 みんなの声

梅雨の季節にぴったりの絵本を探していて見つけた一冊です。優しいタッチのイラストと、かわいらしい物語で娘もすっかり気に入りました。

あじさいの綺麗なグラデーションや雨の青、草木の緑に、女の子の赤い長靴。目に飛び込んでくる色彩が豊かで憂鬱な雨の日も吹き飛ばしてくれそうです。

子どもの目には雨の日もこんな世界が広がっているのかな〜と思うとうらやましくもなりました。

えがしらみちこさんの水彩画、透明感があって大好きなのですが、今回の雨のお話には特にぴったりの絵だと思いました。
雨の中をお散歩していたら、かたつむりさんやあじさいさん、おたまじゃくしさんなど、色んなものに出会うのですが、その度、長靴や傘など自分のもちものを貸してあげる女の子。
最後には雨がやんで綺麗な虹。このページがとっても綺麗です。

これからの梅雨の時期、あめふりさんぽを思い出すと雨の日も楽しく過ごせそうです。

雨の日に女の子はお気に入りのかさを持って、長靴をはいて、かっぱを着てお出かけします。雨の日に出かけてみるといろんな虫に遭遇したり、発見があったり、実はとても楽しいことがいっぱい。かたつむりさん、あじさいさん、おたまじゃくしさんたちが困っているのを見た女の子は…。雨の日が楽しくなる絵本です。 「はるかぜさんぽ」「あきぞらさんぽ」と共に、おススメです。

優しいトーンの、にじみ絵、水彩の絵です。

女の子が、雨の日に散歩にでかけて、あじさい、かたつむり、おたまじゃくし、かえる　など、いろんなものに出会い、自分のものを貸してあげて、友だちになっていきます。

梅雨の季節に。

雨に、にじんだような美しい水彩の絵。
あまりにきれいで何度も見てしまいます。
降り続く雨の中の散歩、雨の音がリズムになって
軽やかに流れます。
紫陽花、カエル、おたまじゃくし。
やがて、雨が途切れて、陽が射して、きれいな虹がかかります。
雨の絵本の中の好きな一冊です。

この絵本はタイトル通り「雨の日の風景」を描いています。
主人公の女の子は4，5歳くらいでしょうか、雨の日に一人でお外に出かけていきます。
そして出会ったかたつむり、あじさい、おたまじゃくし（とカエル）たちに次々と自分の持っているカサ・長靴・カッパを貸していきます。

順番に黄色いカサと黄色いカッパと赤い長靴を渡していく過程！
「ちびくろサンボ」みたいな展開じゃないですか。もちろん取られたのではなくて、好意で貸してあげてるんですけど。
帽子がなかったのが残念です。いっそのこと帽子を使ったやり取りも描いてくれればよかったのになと、思いました。

江頭さんらしい優しい線と色合いの可愛らしい絵で、
雨の音も同様に出てくるような楽しい擬音
　ぽた　ぽた　ぽったん
　ぴた　ぴた　ぴったん
で、よかったです。

先日は、「ゆきみちさんぽ」を
楽しみました
雨の日の散歩は、どうでしょ！？

いつも、ちゃんと自分で出かける準備をしているのが
偉いですね
で、あらあら
やさしいことに
レイングッズをどんどん貸していきます

大丈夫？
風邪ひかないでね

あじさいがとてもきれいです

かたつむりやかえるさんと
お友達になっているところが
素敵です
なかなか現実では、こうはいきません（笑

うたが、オノマトペなのも
素敵です

そして・・・
きれいなラスト！！

そして・・・きちんとたたまれて
お返しがありましたよ

ゆうつな雨の日が
とても楽しく過ごせそうです

日常の世界の中のファンタジーが
えがしらさんの素敵な絵で
心地よく心に響きます

雨の中、じゃぶじゃぶ、ばしゃばしゃするのが好きな息子。
きっとこの絵本も好きだろうなぁと思って借りてきました。

言葉遣い、優しい色合い、大人の私のほうがすっかり心を奪われてしまいました。
女の子の誰かを思う優しさ、そして最後には女の子もまた誰かの優しさにそっと包まれる、とても後味の良い作品です。

えがしらさんの他の作品も読んでみたくなりました！

小さい子向けおはなし会用にセレクト。
梅雨時期に読んであげたいですね。
雨の日に女の子がおさんぽ。
傘に長靴、合羽で準備万端です。
もちろん、かたつむりやあじさい、おたまじゃくし、かえるとの交流もありますよ。
優しい女の子の心遣いがうれしいです。
ええ、雨上がりのお楽しみもばっちり！
小さい子には少し高度な展開ですが、
色彩の美しさや擬音で楽しんでもらいましょう。

梅雨の時期ではありませんが、最近雨が続いているので、この絵本を選んでみました。
絵が、とてもいいですね。
水彩絵の具でしょうか。
少しにじんだ感じが、雨の風景にぴったりです。
あじさいの屋根は、魅力的ですね。