食わず嫌いの妹に、あの手この手で食べさせようとするお兄ちゃんの奮闘ぶりを描いた本。
やはり食わず嫌いの息子と一緒に、楽しく読みました。
私自身、子どもの頃は好き嫌いが激しかったくせに、親となった今は、何とか一口でも食べさせようと奮闘する毎日。
でも、こんな風に、根本的に発想を変えてみないと、だめですよね。
ところで、ギョーザは好きなのになぜかシュウマイが食べられない息子。
この本を読んで数ヶ月後、私がお弁当を食べていると、中にあったシュウマイを、ひょいと横取りしてつまみ食い。
取られた腹いせに、
「シュウマイ、嫌いって言ってたじゃない!」
と、叱ると、息子はすました顔で答えました。
「お母さん、これ、焼売じゃないよ。空から降ってきた”雪ギョーザ”だよ」