一人ぼっちで孤独なゾウ「ぐるんぱ」。
ジャングルの仲間たちは、
「ぐるんぱは もう大きくなったのに
働きもせずブラブラしている、働きに出そう!」と勝手に決め、
ぐるんぱを川に連れて行って洗います。すると見違えるほど綺麗な姿に!
ぐるんぱは町に出て、ビスケット屋さん、お皿作りの工房、
靴屋さん、ピアノ工場、自動車工場などを転々としますが、
ぐるんぱは失敗ばかりで、すぐに追い出されてしまいます。
ぐるんぱはションボリして、自分の失敗作の品々を
自動車工場で作った赤いスポーツカーに乗せて走っていると…。
12人も子供がいてテンテコマイで家事に追われる お母さんに
「子ども達と遊んでやってくださいな」と声をかけられます。
ぐるんぱは自分の持っていたピアノを弾きながら歌い、
自分の作った大きなクッキーをちぎって子供達に分けると
子供達は大喜び!
そこで、ぐるんぱは幼稚園を開きました。
子供達は大きな靴でかくれんぼをし、大きなお皿はプールに大変身!
最後に、ぐるんぱの得意なことが見つかって良かったです。
ぐるんぱが作った物も無駄になるどころか、
幼稚園で役立って「やったねっ♪」とアッパレな結末ですね♪
本筋とは無関係ですが、表紙を開いた 最初のページに、
独特な手書き文字で
「ぐるんぱのようちえん」
と書かれてあり、
『これは ぐるんぱが かいた じ です』という注意書きがあります。
こういうユーモアというか、遊び心を
大人になっても持ち続けていられるのって素敵ですね♪
英語版や大型絵本もあるので、チェックしてみたいです♪