「くろねこ・ふうたシリーズ(1) ふうたさかなつり 」 みんなの声

可愛い雰囲気のふうたくん。
いたちくんに釣ったお魚をほおりなげて「あっちへいって！」っていうのに、次の日は一緒にお魚釣りするのね。
文章にするととっても短いストーリーなのに、なんでこんなにほっこりしてしまうのかしら。
わたしも魚釣りして、イタチくんとお友達になりたいな、と長女のひとことでした。

娘にはちょっと遅すぎたのですが、1−3歳くらいが喜びそうです。

つりに行くふうたくん。魚をいたちにねだられてあげたら、翌日はいたちが仲間になって釣りをすることに。

オチのないシンプルな話ですが、続編が気になるできでした。ほんわかしています。

くろねこ　ふうたくんは　魚釣りが大好き
さかながつれた時のいい顔　　　ニンマリ　　
そこへ　いたちくんが見ていて　魚がほしそう　　
「あげない」　「ぜったい　あげない」　ふうたくんの表情がかわいい

そして　いたちくんに　あげるのですね〜

ふうたくんの優しさ　　　このやさしさがいいですね　

そしてオチの　二人の関係が　いいな〜
いたちくん　「どうもありがとう」
ふたりで　いっしょに　さかなつり
友達になれたんだよね！　　
いいな〜　　こんな関係　ほのぼのとした　優しさです

くろねこのふうたが釣った魚を欲しそうにしているいたち君。
あげないと言いながら，魚をいたち君にあげるふうた。
次の日に，いたち君はお花を持ってふうたの前にやってきて。。。
魚よりも大きな大きな収穫がありました！
そう，仲良しの友達ができたこと。
人と人のやり取りや優しさ，友達ができることの喜び，この絵本にはそんな大切なことがつまっていました！
読み終わり，ほんわかした温かい気持ちになりました。
小さな小さな子供にも，絵本を通して大切なことって教えていけるのですね。

ふうたは、村上さんにそっくりなイメージでした。
めがねかけてるし！
そして、釣りしてるし！
いたちが前半しゃべらないところが
かえってテンポ良くページがめくれるので
さすが！と思いました。
ぽっちりした小さいお話だけど、
読み終わった後ににっこり笑顔になるお話でした。

絵がとてもかわいらしい、と言う印象をまず受けました。そして内容がとても易しくて小さな子供にはとても分かり易く、ふうたがどうするのかとても気になっていました。お互いを思いやる気持ちが育ちそうなそんな感じを受ける優しい絵本だと思いました。子供にこのシリーズをそろえてあげたいと思いました。

釣ったのは魚と言うよりお友達って感じですね。そこがほのぼのしていていいですね。ふうた君の帽子姿もなかなかですが、翌日に釣りの道具を持参して花まで持ってくるいたち君もなかなか素敵でした。なんだか二人は、親友になる予感がします！

村上康成さんの描く自然やいきものたちが親子で大好きで、『星空キャンプ』や『さつまのおいも』などなど、たくさん読んでいるつもりでしたが、このシリーズの存在は知りませんでした。
さかなつりに出かけたくろねこのふうたが、つれた魚が欲しいとやってきたいたちくんに魚をあげます。いたちくんがお礼にお花をプレゼントするシーンがとっても素敵でした。
ほのぼのとした雰囲気で、なんだかとても優しい気持ちになりました。

とても文章の少ない絵本です。
それだけに、絵からの情報が多くて重要だったと思います。
ゆっくり絵を見たほうがいいですね。
小さな子供向けでありながら、なかなか奥が深い作品だと思います。
ラスト、二人並んだ後ろ姿にほのぼのしました。

村上康成さんの、簡素で飄々とした絵が好きです。
言葉少なの絵本ですが、ふうたとイタチの心がよく表されていると思います。
釣った魚を欲しそうにしているイタチの表情でふうたの気持ちは少しずつ変わっていきます。
それにしても、一緒に魚釣りしようとやってきたイタチ君と、ふうたの後ろ姿にはりっぱに友だちであることを感じます。
二人のやりとりをみている鳥も、見守っているようで良いですね。