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アジア・オセアニアの様々な国で働いている、子どもたちの写真集です。 第一巻では、アフリカの実情を考えさせられましたが、アジアが舞台になると、様々な思いをいだきました。 別の絵本では、紛争地帯で学校に行くことを楽しみにしている子どもたちの姿をみたことがあります。 学校に行けないことの理由を考えたときに、単純ではないことに気づきます。 写真の子どもたちは、家の手伝いをしているようにも見えます。働くことに誇りを持っているような姿も見えました。 学校に行きたくても行けないのか、学ぶことよりも働くことに重きを置いているようにも見えます。 子どもたちは学校に行くものだという、観念が揺らぎます。 学校に行かないで働いている子どもたちがいるのだという現実を理解した上で、先入観なしに、付されている解説を読みたいと思います。
投稿日:2021/10/04
7歳の息子と読みました。 毎日当たり前のように、学校に行って、勉強して、 宿題をしている息子。 「あー学校やだナ。」 「あー宿題やだナ。」 というのが口癖のようになっていますが、 毎日学校に行けるのは素晴らしいことだということ、 勉強をしたくても、なかなか現実が許さない人たちが、 たくさんいるということ。 そういったことを息子に知って欲しくて、 図書館から借りてきました。 息子と同学年、いえ、もっと小さい子供たちが、 物心つくころから、両親の手伝いで水汲みをしたり、 ゴミの山から使えるものを拾ってきたりしています。 全ページオールカラーで、 テレビのドキュメントを見ているようです。 人は、生まれてくる環境を選べません。 息子だけでなく、わたしにとっても、 仕事があるというのは有難いことであることを 子供を学校に行かせげあげられるというのは とても恵まれた環境であることを 実感し、また、感謝せずにはいられません。 借りて来たのが「アジア」編だったのは偶然ですが、 自分の知ってるバングラデシュや中国などの国が出てきて、 「遠いどこかに国で起こっている出来事」より、身近に感じてくれたかと思います。 今の、学校に行ける恵まれた環境に感謝するだけでなく、 心のどこかで少しでも、 困っている人たちのためにできることを探す人間になってほしい。 そう願っています。
投稿日:2014/07/07
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