こわいゆめを食べてくれるというバクさんのお話です。
大人の私が読むと
寝ている間にみているゆめというのは、
日頃から気にかかっていることや、
その日にあった もやもやが何かこう思い知らされるように
出てくるという経験を思い出しました。
ぶーちゃんの怒っているゆめに
出くわしたバクさん。
こわいゆめより対処するのがむつかしかった様子。
ぶーちゃんは怒っているというより
大切なママ、大好きなママ、自分だけのママなのに、
いとこのぶぶちゃんを褒めるママに悲しかったんだ。
私は3人の子育てを終え
みな成人し、自立しましたが、
ふりかえると、
1人の子供をほめる。。あとの二人は
比較されてるような気分になって、
けなされているわけでなくても
悲しくつらい想いをするんですよね。
落ち着いて考えればわかることだけれど、
日々の子育て中は
つい やってしまいがちな大人の行動です。
バクさんが夢の中で
ぶーちゃんの気持ちを聞いてくれて、
もやもやを解消、
ママも本当はぶーちゃんのことをとても気にかけて
大切に思ってたんですよね。
ぶーちゃんも ママも もやもやがすっきりできたかな。
だれもしらないバクさんのおかげで。
大人の私も子育てを振り返れた絵本でした。