ドングリ・ドングラ」 みんなの声

ドングリ・ドングラ 作:コマヤスカン
出版社:くもん出版
税込価格:\1,320
発行日:2015年02月12日
ISBN:9784774322667
評価スコア 4.4
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みんなの声 総数 56
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56件見つかりました

  • かわいさと力強さ

    ドングリたちの冒険を描いたものです。
    リーダー格のトチノミたろう・・
    誰もが知っているア〇パ〇マンに見えて仕方がないのはご愛敬。

    たわいもない冒険ものかと思ったら
    旅の終着は、火山の島の荒れ果てた大地で
    そこで芽を出し、新たな緑となることでした。
    読後「すばらしいっっ」と声が出ました。
    自然の営みがこんなに見事に擬人化された本を
    久しぶりに読みました。
    設定も見事です!!

    一番面白かったのが
    途中で不覚にも芽を出してしまった木の実たち。
    芽が出たら、旅はそこでおしまい・・。
    この設定も見事!!

    投稿日:2017/07/07

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  • なるほどね!な、おはなし

    噴火した火山のある島へ、命をかけるほどの数々の苦難を乗り越えてまで何のために行くのだろうという疑問は、なるほどと唸ってしまうような結末で解けました。
    大抵の絵本では可愛く描かれるであろうリスが怪獣のように見えるのも面白く、多種多様なドングリたちは皆個性的で、あの有名なキャラ探しの絵本のような楽しさもありました。
    ストーリーを楽しむのも良し、絵を見て皆でワイワイするのも良し、といった感じです。
    余談ですが、ドングリを拾いに行きたくなりました。

    投稿日:2016/10/28

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  • 面白い!そして切ない。

    8歳6歳の娘たちに読みました。秋になったので、ドングリのお話を読んであげたいなと思って借りました。

    予想以上の面白さ。ドングリたちがトチノミたろうをリーダーに旅を始めるんです。大変な長い旅。その途中何人ものどんぐりたちがリタイヤします。その理由に娘たち大爆笑。どんぐりの大変な旅。ついたところは・・・・。なるほどー。笑っていた自分を反省しました。娘たちは「最後何だか悲しいねー。」と言っていました。でも、とても素敵なお話です。

    投稿日:2016/10/02

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  • どんぐりたちの大冒険

    個性的などんぐりたちが力を合わせて冒険に出かけます。
    目的地は海の向こう。
    いろいろな障害を乗り越えてまでたどり着こうとする場所に何があるのか?それは火山で焼けて何もない場所でした。でもがっかりする必要はありません、どんぐりたちが根をはり、森を作るためにやってきたのですから。
    自分たちの力でおおきな森を作り上げようとするどんぐりたちの素敵な冒険、最後まで楽しむことができました。

    投稿日:2016/09/28

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  • この旅の目的は?

    赤い火をふく山を見て、どんぐりたちが、その山に向かうことに…
    そんな危険な場所にどうして向かうのでしょう。そのうえ、長い時間をかけて、大変な思いをして、荒れ狂う海を越えていくのです。その目的とは…
    ドングリ・ドングラのかけ声が、何度となく現れますが、時として、意味不明の掛け声になってしまう場面をあり、思わず笑ってしまいました。でもその状況は、笑いごとではありません。ドングリたちの気が抜けると、こんなことになるのかと。それもまた新しい発見でした。
    無数のドングリたちの描写には、ただただ目をみはるばかりでした。
    お話の流れから、自然の営みを強く感じることができました。

    投稿日:2016/09/28

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  • 思わず掛け声

    この絵本、3歳の息子のお気に入りです。
    どんぐりが大好きな子なのですが、そのどんぐりが旅に出る、というだけでもうワクワクですよね。
    そして「ドングリドングラ」
    何度でも言いたい!「ドングリドングラ」!!

    ラストは大人としてはちょっと切なくなってしまうのですが
    息子はあまり気にしていない様子…どう思っているのかな。

    どんぐり探しをしながら何度でも読めてとても楽しい絵本です。

    投稿日:2016/09/28

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  • 結構いいかも

    どんぐりたちが大冒険していきます。海に乗り出していったり、雪道を移動し、力尽きたり、最後は当然、芽が出たり(笑)

    文字が小さく、絵も小さいので私(親)は疲れましたが子供には良かったです。

    なんだか数えたくなった!とどんぐりを数え、正しいかあやしいですが403人いる!と一部のページを集中してみました。

    別の読み方で遊べました。。だから、おすすめ。

    投稿日:2016/09/28

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  • 生命力

    どんぐりがまるで人間のような格好で、人間のように話す姿に不思議な気持ちをもちつつも物語を読み進めていくと、だんだんとその姿も自然に思えてきました。
    彼らは目的をもって長く厳しい旅をしていました。
    自然界でもすべてのどんぐりが新たに目を出し木になるわけではないという厳しい現実を子供なりに感じたようでした。荒波の場面ではどんぐりたちを応援し、夢中になって話を聞いていました。
    火山灰で荒れ果ててしまった土地にたどり着き自ら次の生命のために長い眠りにつく姿からは、強くたくましい生命力を感じました。自然と命について考えさせられる物語でした。

    投稿日:2016/09/28

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  • そこに行ったか!

    • らずもねさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子9歳、男の子7歳

    壮大なお話です。
    もりに行くとどんぐりがどさっと落ちているところを
    見たことがあり、「なんで固まっておちてるんだろう」と不思議に
    感じたことをいの一番に思い出しました。
    そして、こんな感じで
    ドングリ ドングラ と集まっている様子を想像しておかしくなりました。
    そしてどこに向かっているのだろうとわくわくしながら
    読み進めます。そうか!そこに向かってたか!と壮大なテーマに感動しました

    投稿日:2016/09/28

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  • 旅の目的に感動!

    どんぐりの仲間たちの旅のお話ですが,その旅をするどんぐり達の数がすごいのです!
    火の山を目指すスタート地点のページは圧巻です。
    細かいイラストは,秋を感じさせる物も多数見ることができ見応えあって楽しかったです。

    りすに襲われそうになったり雪道を歩くことになったり,そして途中目が出て別れることになる仲間がいたり,ハプニングもありますが旅を続けるどんぐり達。
    火の山に向かうこの旅の目的とは!?
    その結末に感動さえ覚えました。
    何か目的を持ってみなで行動する力は本当にすごいですね。
    ただドキドキはらはらの旅のお話ではなく,自然について考えさせられる奥深さのある絵本に思いました。

    投稿日:2016/09/28

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