「りゆうがあります」 みんなの声

「ふまんがあります」の女の子の丁々発止の勢いとは異なり、こちらはもじもじおっとりタイプの男の子。

可愛い理由さがしにクスリとしてしまいます。
鼻ほじり・爪噛み・貧乏ゆすり・汚れた手を服で拭く等の癖は、やっぱり男子に多いかなぁ〜。
小学生の時に、隣に座る男子という生き物を理解できず、？？？を家に持ち帰り、母に訴えたら、豪快な笑いと共に「あなたにも癖がたくさんあるでしょ〜。」「でも、汚い癖はないもん！」って、私。

さて、男の子を生んで、男子と向き合い、衝撃の現場を見つけた時は、この作品のママさんの様ににじり寄り、問い詰めてしまいました。
息子は、言い訳するのもめんどくさそうに「は〜い、やめま〜す。」といった舌の根も乾かぬ間に、また繰り返していましたっけ。

私の好きなこの男の子の理由は、ごはんをポロポロこぼしちゃう・ストローをぶくぶくしちゃうです。
こういう言い訳は、とにかく可愛い。
この作品のママのように「そうなの」と納得しちゃいそうです。

最後の男の子の逆襲に、ママがドキリとしつつも答えた理由に、ん〜やっぱり女子の方が口は達者だなぁ〜って、笑いました。

子供に見せなかった一冊。

ちょっと、これを真似されたら嫌だなーと思って。日常生活でありえることだったり、普段の生活に使えそうだから（笑）そういう変な知恵がついちゃう心配はあるものの、読み物としては面白いと思います。

４歳の長女と一緒にためし読みで読みました。

最近４歳の長女の突っ込みがすごくて。前のように素直に納得しない。少しでもおかしなところがあると容赦なく言い返してきます。
色々と分かってきている年頃なんですよね。
なのでこの絵本を読んでいても、なるほどなと思いました。
本人は、「モグラ語」のところで大爆笑していましたけれど、最後のママでもついやってしまうことのところでは、「ほら！ほら！」という感じで私に対して指摘を・・・（汗）。
子供ってよく見ていますよね。ドキドキしながら読みました。

はなをほじったときの、ちゃんとした理由を考える主人公のぼく。
一生懸命、お母さんを納得させられるように考えた答えは、子供らしい面白い内容ばかりで、思わず吹きだしてしまいます。

最後、お母さんが子供へ返した言葉に、中学生の娘が「くるしまぎれ！」とバッサリなコメント（汗）
見返しのところに、お母さんの癖が描かれているのですが、私もついついやってしまうな〜と、笑ってしまいました。
裏表紙に、鼻をほじった主人公の癖が載っていて、それを見た息子が、「ぼくは、鼻水でやってるよ〜♪」と言うではありませんか（汗）
りゆうを聞いたら、「水がなくなった時のためにだよ。」ですって…。

4歳の息子と読みました。
笑ってしまいました。
なぜなら、主人公の男の子が鼻をほじったり、つめをかじったり、ご飯をこぼしたり…ほぼ息子と同じ行動を取るから。
そして、お母さんの受け答えと表情が秀逸。
男の子の空想上のふざけたような理由を一応否定しないで受け止めてあげて、
それをふまえた上での返答もセンスがあります。
私も見習いたい！！
…と思ったら、お母さんも男の子のような「りゆう」を考えるのが
得意だったのですね。

息子とも、普通だったら叱ってしまいそうなことも
こんな風に面白可笑しくセンスをもって会話して、
子育てを楽しめるようになればなあ。そんな心の余裕があったらなあ。
デーンと構えていられたらなあ（実際は怒ってしまいそうだけれど）。
子どもを叱る内容は、どこでも同じようなことで、些細なことで、
そして、すぐには無理だけれど、ちょっと注意していれば
子どもが大人になるうちには直ってくるのだろうからね。
そう思わせられる絵本でした。

息子も笑いながら聞いていました。

この本では、「りゆう」以外は、手書きの文字なのですね。
それが、ちょっとマンガ的な雰囲気を醸し出していいです。

ふまんがありますはパパの言い訳。
りゆうがありますは子供の言い訳。

次はママの言い訳がでるでしょうか？

はなほじり、椅子がたがた、びんぼうゆすり、食べ物をこぼす、いろんなことに実はこんな理由があってわざとやってるんだよ、という言い訳がなかなかかわいくて、面白かったです。

パパが、はなくそのところで読みながら笑っていました。

子供も喜んで読んでいます。

なんとなく子供に読まれてはマズいような気がして一人で読みました。

私の予想があたったのか・・・、すごい屁理屈でした。我が家の場合、長男は理屈っぽいタイプなので、私と同じように「こんな理由はナシだ」と言いそうですが、次男はこの絵本通りのタイプなので、この絵本は入れ知恵になってしまいそうです。

でも次男のやることの理由も聞いてみようかなと思えてきたから不思議ですね。

私自身がよく親から注意されていた癖や、私の夫のみっともない癖や、うちの子供たちの癖など、いろんな癖が登場して、「ある、ある・・・。」と思い出しながら読みましたが、こんな面白い理由は聞いたことないです。
お母さんが、一応ぼくの理由を聞いて、冷静に切り返しているところもいいですね。
注意されたことは心に止めたほうがいいとは思いますが、こんなウイットを楽しむ余裕もほしいです。

子供より一足先に試し読みで読ませて戴いた一冊。
もう、のっけから驚きです。
いつもハナクソをなんだかんだ理由をつけてはほじっていたり、
いつもオチンチン丸出ししたり道路の一段上がったところを歩いて見たり
どうしてまあこんなに余計ないらんことばかりするだろうというのが
うちの長男なのですが、

この絵本の主人公の男の子、全く同じ！

そして、もうちょっとお行儀よくなってくれと思う
このお母さん脱力した表情は、
私が普段見せている顔に違いありません（笑）。

でも、でも、「りゆう」については、
こちらの男の子の方が一枚上手。
ジュースをぶくぶくやる理由や、
洗った手をＴシャツで拭いてしまう理由なんて、
我が愚息にはこんなシャレている理由は思いつかないゾ！

と、ここまで感動したところでさて。
この絵本、息子に読ませていいものだろうか・・・
彼の”愚”がさらに増強されてしまいそうでコワイ。

でも、教室の読み聞かせで読むにはいいかもです！
大盛り上がり間違いなし！
それくらい笑える面白い一冊です☆

わかるわかる（笑）の連続でした。

もちろん、大人になった今は、やらなくなったことばかりですが、今だって、やることは変わっても、“りゆうがあります”はいっぱい。

娘は、「そんなワケないだろ〜！」とツッコんでましたが、（いやいや、同じことやってますから…）と心の中で、娘にツッコんでしまいました（笑）

わかっててもやりたいんだもん。
しょうがないんだもん。
そんなカンジです（笑）