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からすのカーさんへびたいじ」 みんなの声

からすのカーさんへびたいじ 作:オールダス・ハクスリー
絵:バーバラ・クーニー
訳:じんぐう てるお
出版社:冨山房 冨山房の特集ページがあります!
税込価格:\1,045
発行日:1988年12月09日
ISBN:9784572003027
評価スコア 3.78
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  • 意外にシビアなお話でした

    カラスのカーさん夫婦のお話です。奥さんは毎日卵を一個ずつ生むのに、買い物から帰ったらなくなっています。ある日、その理由を知った奥さんは、だんなさんのカーさんに訴えます。この夫婦の会話が、皮肉たっぷり。ハッピーエンドですが、歯ごたえありますね。ヘビが出てくるけど、ヘビ年に読むにはふさわしくないかも。

    投稿日:2024/12/07

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  • なるほどなるほどのへびたいじ

    へびはへびでも毒へびのがらがら蛇です。
    怖くて気味の悪いへびを退治するのだから、読むのにちょっと緊張しましたが、最後にはホッとできました。
    こんなやり方でガラガラどんが退治できたのだから、本当はただの大食いなのでしょうか。

    投稿日:2020/10/03

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  • なかなかおもしろいですよ

    • ひめママさん
    • 30代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子10歳、女の子7歳

    娘が年長の頃、読みました。
    1年生の今も、ときどき手にとって自分で読んでいます。
    地味な感じの本ですが、子どもをひきつけるストーリーなんでしょうね。
    カラスの夫婦が、ヘビから卵を守るために、友達のふくろうの知恵をかりて、見事ヘビを退治するお話です。
    絵は、黒と緑の二色で、ヘビもわりとリアルなのですが、
    子どもは、ぜんぜんこわがる様子もありませんでした。
    いがいに時々よんでいたので、親の好みで選書しないほうがいいのかもしれませんね。
    からすの夫婦の会話には、くすりと笑ってしまいます。

    投稿日:2012/02/17

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  • サザエさんのようなカーさん

    娘いわく「爆笑やわ」。
    向こうでの本当の出版は何十年も前。なのに古臭さなど皆無の絵と話は、現代を生きる娘をも笑わせてくれました。

    子どもは素直にヘビの行く末に笑っていましたが、私は夫婦関係がおもしろかった。
    お母さん強いっ。そして勝手。ふとサザエさんを連想。
    子どもを守るお母さんは、今も昔も、国内外を問わず、と考えるとおもしろうございました。

    このお母さんに任せておいたら、家は安泰だわね。

    投稿日:2010/12/23

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  • 夫婦の関係

    2歳の息子はからすの夫婦の会話は分かっておらず、もっぱらへびの行動に注目していました。へびがいつもからすの卵を飲みこむのも、さいごには偽卵を食べてしまって木の枝に絡まってしまうのも、ハラハラしながら見ていたようです。

    それにしてもからすの夫婦、かなり鈍い夫と、ちょっと深慮ない発言をする妻、何だかどきっとしてしまいました。

    でもからすの奥さんは子供のことについては肝がすわっているんですね。人間と同じですね。

    投稿日:2010/09/08

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  • 洗濯ひもに

     登場するのは、からすの夫婦とへび。動物の中でも、ちょっと苦手な方です。ヘビの尻尾がリアルで、ゾゾッとしました。
     カラスの夫婦の会話は、デリカシーのない夫に苦笑いしてしまいました。人間とそっくりです。

     卵を盗むヘビを、知恵を使ってつかまえたカラス。ヘビが木の枝にしばりついているだけで怖いのに、それを洗濯ひもにしてしまうカラスがワイルドだなとおもいました。すごいヘビ退治です。

     クーニーさんの絵はいきいきしていて、おもしろかったです

    投稿日:2010/08/25

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  • へびの物干しとは 怖くないの?

    からすの夫婦、毎日卵を産む からすの奥さん  それが・・・ガラガラヘビが、おくさんが買い物に行っている時に
    食べていたのです  
    悲しくて悲しくて しょんぼり 
    でも・・・・ 悲しんでばかりはいられません(奥さんの強さがみごと)

    だんなさんにへびを 退治してほしいとたのみます

    ここで登場するのが、ふくろうのほーおじさん

    利口なんですね!

    ふくろうさんはたまごを作るのです

     どろを丸めて 煙突で焼いて いろをぬって(煙突は考えたモンだ!)

    こんな考えはなかなか出てこないのでは、カラスの夫婦にはね

    そんなこととは知らないがらがらへびは たまごを当然のみこみます

    はじめは 歌なんか歌ってのんきだったのですが・・・・
    苦しんで よじれているうちに なんとからまり
    ほどけなくなるなんて ま〜 今までカラスの卵を297個ものんだから仕方ないかな・・・・

    自分たちを守るのは当然のことですからね

    それにしても おもしろいお話です
    へびを物干しにして、生まれた赤ちゃんの おしめを干すなんて・・・かんがえられないな〜

    カラスの奥さんも 意外に きもったまが座り 旦那さんは 奥さんの尻にひかれていうるのが 笑えます

    夫婦の会話もおかしくて 楽しませてもらいました

    子供にはちょっと分からない会話かもね!
    母はつよしかな!

    投稿日:2010/08/12

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  • 正直、リアル。

    • 梨華さん
    • 30代
    • その他の方
    • 北海道

    こちらの作品は、ヘビから自分達の卵(子ども)を守る!カラスの夫婦のお話なのですが、知的で客観的、リアルでユーモアのある作品でございました。
    ワタクシ自身、ヘビが苦手なもので、正直、リアルで気持ち悪かったのですが(>_<)
    バーバラ・クーニーさんのイラストをこれまで数冊拝見させて頂いておりましたが、写実と様式のバランスの取り方が巧みだったという絵本作家さんの作品というだけあり、ストーリーに見事にその長所が表現されておりました。
    小さいお子様には、ちょっとリアル過ぎるお話であり、イラストですので泣いてしまわないか心配ではございますが、バーバラ・クーニーさんの作品がお好きな方には、是非♪読んで頂きたい作品でございます(o^_^o)

    投稿日:2006/06/15

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