ロアルド・ダール博物館の最初の研修生だった作家さんと知り、改めてイギリスの方の作風だなと納得しました。
ウイットに富みユーモラス(時にブラッキー)な可愛い作品でした。
お姉ちゃんの目から見た妹。
可愛くてちょっと手こずる存在。
13の項目に分けたガイドブックになっています。
新しい家族の誕生で、少しづつ変わっていく自分の身辺。
小さな戸惑いやら不満を抱えつつ、姉として妹と上手にかかわっている様子が、見ていて楽しいです。
このくらいの年の差であれば、思春期の頃には妹も立派なライバルに成長することでしょう。
そして、それぞれの人生を歩みつつ、次第に最大の理解者になっていくのではないでしょうか。
きょうだいは、人生で初めて思い通りにいかない問題を提示してくれる大切な存在のなのでしょうね。