大らかなキリンの絵が印象的で、手に取りましたが、副題に惹かれました。
生き物と数字?
しかも、生物学者の福岡伸一さんが訳しているではありませんか。
生き物の一生に隠された数字の不思議について紹介してあります。
きれいな数字なのは、もちろん、平均値だから。
でも、大体揃っているのが不思議ですね。
アルパカの毛が生えかわる回数、バンドウイルカの歯の数、などなど。
生き物を調べる時に数字が役立っているとは不思議です。
キリンの網目の模様、200個ですって。
算数の偉大さにも気づきますよね。
平均という概念がわかる年齢だと、より深く読めると思いますが、
雑学的に、すごーい!で感じるなら、小学校低学年くらいからでもいいかもしれませんね。