絵ときゾウの時間とネズミの時間」 みんなの声

絵ときゾウの時間とネズミの時間 作:本川達雄
絵:あべ 弘士
出版社:福音館書店
税込価格:\1,430
発行日:1994年
ISBN:9784834001938
評価スコア 4.63
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  • それぞれの時間

    友人に、活字のみの「ゾウの時間とネズミの時間」を勧められて
    難しそうだったので、この絵本を手に取りました。

    難しいです・・。
    でも「それぞれの動物たちが、それぞれの時間の中で生きている」ということが説明されてます。

    私と友人は
    「健やかに生き続けること」ということについての会話をしていて
    友人はこの本をすすめてきたのですが
    ネズミの一生も象の一生も、そのスケールは一緒ということと
    実際にその寿命が全うできるかは
    ぜんぜん違う問題なので
    (同一生物においても、体質の遺伝的問題や、不測の事態による不利益などがある)
    そういうスタンスで読んだ場合
    この話をどう理解したらいいのか・・と含むものはありました。

    まぁ、それぞれが精いっぱい生きてる(生きる)ってことかな・・。

    投稿日:2018/05/27

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  • みんなが生きている時間

    ガリバーは小人国人の何倍食べる?
    から始まって、
    体重と食べる量の関係は?
    体積はどうやってもとめるの?
    表面積をどうやってもとめるの?
    きちんと数字を出して、グラフを作って
    色々なことを検証してゆきます。
    時間、みんなの時間について。
    小さなバクテリア、大きなセコイア、
    ちいさなとがりねずみ、おおきなシロナガスクジラ。
    大きいものと小さいもののメリット、デメリットなど、
    いろいろなことがわかります。
    そして、そこから考える本だと思います。
    とてもとてもたくさんの知識が詰まっていますね。

    投稿日:2018/02/17

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  • 数字の多い絵本です。

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子14歳、女の子9歳

    あべ弘士さんの表紙の絵がインパクトがあったので、思わず、図書館で借りてきました。
    「たくさんのふしぎ傑作集」シリーズの1冊です。
    内容は結構、理科的な小難しさがあるので、1人読みするなら、中学年以上かな〜。
    ほとんどの動物たちが、一生の間に打つ心臓の回数が15億回だということを知りました。
    それが身体の小さいネズミなどは1分間に約600回も打つので、寿命が短い。
    だけど、ゾウみたいに大きな生き物は1分間に30回と少ないんだそうで、その分、寿命が長いんですって〜。

    いや〜、勉強になりました。
    でも、本好きの私はどちらかというと数字に弱くて…。
    本書は説明のために数字がたくさんできたので、ちょっと読み終わった頃には頭がくらくらしてしまいました。

    投稿日:2009/10/16

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  • 大人もためになります

    • けいご!さん
    • 30代
    • ママ
    • 福岡県
    • 女の子8歳、男の子4歳

    この本を読むと、とてもためになる大学の講義を一つ受けたかのような気分になりました。

    小2の娘は、最初の計算の部分で、ギブアップでしたが、もうすこし大きくなってまた読んでもらいたいです。

    ゾウは寿命が長く、ネズミは短い。でも、一生にうつ心臓の拍数は同じなんですって。人生も同じ。あくせく生きるか、のんびり生きるか、どちらにもいいことあり、わるいことあり…考えさせられますねえ。

    生き物は、それぞれで、一生を懸命に生きている。そのことを知るだけでも、充分意味のある本です。また、忘れたころに読み返したくなる本になると思います。

    投稿日:2008/02/07

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  • 生き物の神秘

    著書の本川さんは有名な学者さん。

    お話は、ネズミの寿命は約2年。ゾウの寿命は約80年。
    でもね、一生のうちに鼓動をする回数は同じ20億万回なの。ちなみに人間も同じなんですよ!!
    ネズミが寿命が短いのは、鼓動の回数が早くて、体重あたりのエネルギー消費量も多いからなの。

    といった内容です。
    ちょっとした生物学の入門書。
    へえぇ!へえぇ!の連続です

    犬などのペットの寿命は短い(=生きている時間)かもしれないけど、活動量などを考えたら一緒ということ。
    大人になって時間が経つのは早いなあ・・・と感じるのは、容積の違い?!とか、色々なことを考えることができるかと思います♪

    年中の息子には正直いってまだ難しかったかなあ。
    文章もやっぱ絵本作家さんが書くのではなく、専門家の本川さんが書いているので、ちょっと難しいかな・・・
    でも、それでも面白いと思う
    小学校の高学年とか中学生の子に、理科の面白さなどを知ってもらえるきっかけになるのではないかなあ

    ぜひ読んでほしいなあと思いました♪
    私も息子が大きくなったらまた読んであげたいです。

    投稿日:2006/07/13

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